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【浦和】30歳GK牲川歩見がJ1デビュー、アウェー鹿島を無失点「目標は緊張しないことでした」

浦和の牲川歩見。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

「ゴールラインへ下がらずにポジショニングを取りながら対応できたのは、一つ上手くいったところでした」

[J1リーグ 27節] 鹿島 0–0 浦和/2024年8月17日18:00/県立カシマサッカースタジアム

 J1リーグ27節、浦和レッズのGK牲川歩見がアウェーでの鹿島アントラーズ戦でJ1リーグ戦デビューを果たした。30歳でチャンスを掴んだ男は90分フル出場し、無失点で抑えてみせた。

「緊張しないことを目標に、日頃のプレーを出すことを意識しました。(西川周作からは?)頑張れよと言われました」

 今回は鹿島のクロスへの対応に、特に気を付けたという。195センチの高さは特に効いて、この日はポジショニングも冴えた。鈴木優磨との1対1で、股を抜こうとしてきたショットも駆け引きで上回り止めてみせた。

「クロスの対応が多くありましたが、ヘディングで当てられることがあっても、ゴールラインへ下がらずにポジショニングを取りながら対応できたのは、一つ上手くいったところでした」

 浦和へ加入3シーズン目、西川周作という大きな存在がいることで、カップ戦のピッチには立ってきたが、リーグ戦での出場機会は得られずにいた。そして掴んだチャン、しかもアウェーのカシマスタジアムでの大一番で、ひとつ結果を残してみせた。

「これがスタート。これから数字を伸ばしていけるか、自分に課していきたい。練習から意識してやりたいです。非常に殺気立ったピッチで非常に緊張しましたが、そこでゼロで終えられたのは自信になりましたので、また練習から取り組みたいです」

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 浦和は9勝8分9敗の勝点35で10位。次節は24日、ホームで川崎フロンターレと対戦する。果たして牲川の2試合連続出場はあるのか!?

Posted by 塚越始

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