PSVへ移籍噂の板倉滉がゴール起点&決勝PK献上。ボルシアMGサポ発煙筒を焚きすぎて試合中断に…レバークーゼン、ジャカの衝撃スーパーゴールとヴィルツ2発でブンデスリーガ開幕戦3-2で制す
板倉滉。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
駆け引き!?
ドイツ・ブンデスリーガ2024-25開幕を迎えた8月24日(現地23日)、昨季王者バイエル・レバークーゼンがグラニト・ジャカの度肝を抜く先制弾とフロリアン・ヴィルツの2ゴールで、ボルシア・メンヒェングラートバッハに3-2の勝利を収めた。オランダ1部のPSVアイントホーフェンへの移籍が噂されるボルシアMGのサッカー日本代表DF板倉滉(Ko ITAKURA)はセンターバックで先発フル出場し、得点の起点になったものの、ファウルにより決勝PKも与えてしまった。
開始12分、昨季王者レバークーゼンがスタジアムを騒然とさせる一撃がオープニングゴールとなる。ジェレミー・フリンポンが右サイドをえぐったあとのマイナスのクロスを、ジャカが左足を振り抜き衝撃のスーパーミドル弾を叩き込む。
さらに38分、再びフリンポンのサイド突破から、折り返しをヴィルツが決める。レバークーゼンが2-0とリードを広げた。
ボルシアMGは前半アディショナルタイムに1点を返したかと思われたが……。VARの介入のあと取り消された。
そして『ビルド』によると、オランダ1部PSVが板倉を獲得するため、ボルシアMGに正式オファーを出したとレポート。提示された移籍金(契約解除金)は1150万ユーロ(18億5000万円)だったという。
板倉にこれまで設定されてきた移籍金は1500万ユーロ(約24億円)。果たして、この額が変更されずにいるかは分からないという。ただ、そこにかなり近づいていると見られるそうだ。
とはいえ、なぜ、ここまでギリギリ”足りない”額のオファーだったのか。板倉、ボルシアMG、それぞれ条件を巡る駆け引きが起きている可能性もある。
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また試合は後半開始直後、ボルシアMGサポーターが発煙筒を焚きすぎて、煙がピッチを覆ってしまい5分以上の中断を余儀なくされた。
そのあと59分、セットプレーから板倉がジャカにジャンプヘッドで競り勝って折り返し、ニコ・エルヴェディが押し込んで1点を返す。さらに85分のゴールで、ついにホームチームが追い付く。
だが90+11分、とても微妙な判定だったが……板倉のスライディングタックルが足を踏んだとして、OFRを経てPKを献上。これをヴィルツが一度セーブされたものの詰めて、昨季チャンピオンが3-2と土壇場で勝ち越した。