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中居正広の女性問題、北村弁護士「第2のジャニーズ事件か」「生まれ変わるか潰れるかの瀬戸際」どうするフジテレビ!?

中居正広さん (Photo by Koji Watanabe/Getty Images)

ユーチューブでの高橋洋一氏との対談で。

 元アイドルグループSMAPのメンバーであるタレントの中居正広さんが女性とのトラブルで解決金9000万円を支払っていたとされるスキャンダルは、新たな局面に突入しようとしている。「女性セブン」に続き「週刊 文春」が昨年12月26日発売号で、その示談金が支払われた背景などをレポート。一方、フジテレビ側は、職員の関与を否定。しかし同週刊誌は年明け1月7日、TV局幹部が女性からの被害の声を無視してもみ消したとの情報を伝え、巨大メディアの姿勢を問う事態となっている。

 そんななか1月6日には、経済学者の高橋洋一氏と弁護士の北村晴男氏による新春対談がユーチューブチャンネル『文化人放送局』で公開され、さっそく20万人以上に視聴され話題となっている。“口止め料”が中居さんから被害者女性に支払われたものの、こうして情報が関係者から伝播している状況について、北村氏は自身の経験を踏まえて次のように説明した。

 守秘義務を結ぶ前に、上司、スタッフ、家族、弁護士・医師など専門家……中居さんと被害者側から相談を受けるなど、大ごとであったならば、話を伝え聞いている人は少なからずいる。北村弁護士は推察する。

「フジテレビならばフジテレビの中でも、そういった情報を聞いている人はたくさんいる。そういう人たちが、これは、誰がおかしい、テレビ局がおかしいと、必ず垂れ込みます。

 ただし垂れ込まれた週刊誌側は、すでに示談をしているので、どこまで報じるべきか多分悩むわけです。そこで『ここまではいいかな』というところで報じたのだと思います」

 それでもフジテレビが一切の関与を否定。虚偽を報じたと言われた週刊誌側は「さらに燃え上がっている。そういう状況になりかかっている」(北村氏)と見る。

 ただし本人同士の守秘義務が守られていれば、ここからプライベートに関しては、より大きな話題になることはないだろうとも予想していた。

 一方、テレビ局側は被害者である元職員への配慮を欠いた形になってしまっていると言える。北村弁護士は「漏れ伝え聞いている話によれば、曲の関係者は、これは第2のジャニーズ事件になるのではないかというおそれを抱いています」とも語る。

「話が大きくなって、(テレビ局全体が)生まれ変われるかもしれないし、潰れるかもしれない。その瀬戸際かもしれません」

 ジャニーズ解体へとつながっていった性加害事件報道……。それに続く大問題に発展するかもしれない。実はそれほどシリアスなシチュエーションを迎えているというのだ。

 中居さんのテレビ出演について、北村弁護士は「ずっと、あるいは当分出られないと思います」と厳しい現実にあると推察。そして、今回の9000万円という額について、多くの人がかなり高額だと意見するなか、「女性がどのような状態に陥ったのか。それによっては高すぎないケースもあり得ます。相当の範囲内に収まっている場合もあります」と独自の見解を示した。

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 中居さんの出演していたCM、放送予定だった番組は休止に。そして年明け早々、フジテレビの対応が問われる事態を迎えている。