【STVV】J2得点王のFW小森飛絢が加入記者会見、目標は二桁ゴール!「結果を残して、もっともっとビッグな選手になりたい」。千葉の小林慶行監督から背中を押された言葉とは!?
ジェフ千葉からシント=トロイデンVVに加入した小森飛絢。(C)SAKANOWA
新10番の横山暁之にもエールを送る。
J2リーグのジェフユナイテッド市原・千葉からベルギー1部シント=トロイデンVV(STVV)に移籍したFW小森飛絢(Hiiro KOMORI)が1月16日、オンラインによる加入記者会見を行い、目標を二桁ゴールに定め、「結果を残して、もっともっとビッグな選手になりたいです」と決意を示した。
「いち早くチームに馴染んで、ゴールを決めてチームに貢献します。応援よろしくお願いします」
そのように意欲を口にした小森は目標を問われると、「二桁ゴールを決めたいです」と、まずSTVVで達成したい目標を語った。
2024シーズンはJ2リーグで38試合・23得点・3アシストを記録。得点王とJ2のMVP、ベストイレブンを受賞し、様々な選択肢があったなか、STVV挑戦を決断した。
「(STVVに決めた理由は)目標としているところへ近づくためのステップアップです。自分の特長はゴールを決めること。ゴールで、自分の長所を出せればと思います」
STVVは冨安健洋、遠藤航、鎌田大地、鈴木彩艶といった日本代表のスター選手たちを輩出してきた。いま最も勢いに乗る日本人ストライカーが、その黄色のキットに身を包む。
「自分は一番シント=トロイデンに合うと思って決めました。結果を残して、もっともっとビッグな選手になれればと思います」
STVVの在籍選手の中では、伊藤涼太郎とは同じチームで一緒にプレーした経験がある。また、藤田譲瑠チマ、山本理人、小久保玲央ブライアンとは対戦したことがある。
複数のオファーを得ていたなかで「シント=トロイデンが合うと感じました」と、かなり思い悩んだなかで最終的に決めたと明かした。そして「もっともっとビッグクラブなプレーしたいですし、日本代表としてワールドカップに出場したいです」と、24歳のストライカーは夢への扉を開けていく大きな一歩を踏み出した。
まず6月までの期限付き移籍となる。とにかく早くベルギーのピッチに立ちたいという。
「めちゃくちゃワクワクしています。早く試合に出てゴールを決めたいです。(特長は)どんな形からも決められるストライカーで、それは誰にも負けないと思っています。(自信は?)もちろん、あります。とにかくゴールを決めること。それに尽きると思います。目に見える結果でいいニュースを日本へ届けたいです」
千葉の小林慶行監督からは「お前ならやれる。もっともっとビッグな選手になれる」とエールをかけられたそうだ。
小森にとって”ビッグな選手”とは「世界で誰もが名前を聞いたことがあるような存在」だ。
小林監督からの言葉は「嬉しかったですし、もっともっとビッグな選手になって恩返ししたいです」と頷く。
背番号「41」は千葉でのプロ1年目につけた背番号でもある。STVVでちょうど空いていたことで選択したそうだ。
一方、小森が千葉で着けていた10番は2025シーズン、横山暁之に託された。横山には「ジェフの10番をつけることで、結果で証明してほしいです。何よりJ1昇格へ導くような選手になってほしいです」とゲキを送っていた。
2026年のW杯出場も目標と捉える。まだ日本代表でのプレー経験はない。ただSTVVで結果を残せば、招集される可能性はもちろん一気に高まる。
「(W杯出場は)もちろん狙っていますが、簡単なことではないと分かっています。練習から一つひとつのプレーで、精度にこだわっていきたいです」
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シント=トロイデンは日本時間1月20日2時30分からスタンダール・リエージュと対戦する。果たして小森のメンバー入り、そしてベルギーデビューはなるか!?