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【横浜FM】喜田拓也の状態は? ホーランド監督「悪くないと思う。ハムストリングスに少し違和感」

横浜FMのスティーブ・ホーランド新監督。写真:原田裕介/Photo by Yusuke HARADA

ACLリーグステージ首位に立つ。「どの監督も新しいクラブでの仕事に就けば、1試合でも早くまず勝利したいと思います」

[ACLエリート LS7節] 横浜FM 1–0 上海申花/2025年2月12日19:00/横浜国際スタジアム

 AFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)リーグステージ(LS)7節、横浜F・マリノス(J1リーグ)がヤン・マテウスのゴールで上海申花(中国1部)に1-0の勝利を収めた。横浜FMはLS首位に立ち、1試合を残して、上位4位以内でのラウンド16進出を決めた。J1リーグ勢は、ヴィッセル神戸、川崎フロンターレも4位以内を確定させた。

 スティーブ・ホーランド監督は試合後の記者会見で「初戦とあって難しい試合になりました。チームは良くやってくれました」と振り返り、渡邊泰基、ジェイソン・キニョーネス、松原健と3バックの交代も考えたが、最後まで戦い切る判断を下したということだ。

「後半は攻守の切り替えが目まぐるしくなりました。難しい時間帯もありましたが、選手たちがしっかりコントロールしてくれました。相手はロングボールを多用してきたものの、しっかり対応してくれました。チームが本当によくやってくれたと思います。公式戦初戦、プレシーズン中の成長をこの日見られたことは嬉しく思います。チャンスも作っていき、一丸となって闘ってくれた結果です」

 監督としての1勝。その感想を問われた指揮官は次のように語った。

「どの監督も新しいクラブでの仕事に就けば、1試合でも早くまず勝利したいと思います。選手たちも自信を深め、次につながります。監督のみならず新しい仕事に就いた場合、まず1勝をする、それが大切になります。率直に嬉しいです。長年、このハイレベルな世界に身を置いてきただけに、とにかくまた明日から成長していくために何をしなければいけないのか。そこを見つめて磨いていくことが大事になります」

 また、心配されるのが43分に交代した喜田の状態について。ホーランド監督は次のように語った。

「試合後、ロッカールームからすぐにここへ来たので、詳細はまだ聞いていません。軽く聞いたところでは、ハムストリングス(大腿部)の裏に少し違和感があったということです。悪くないと思いますが、明日以降、(医療的な)映像をとったりして、そこでいろいろハッキリすると思います。軽い症状であることを願っています」

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 横浜FMは中2日の2月15日、アルビレックス新潟との再びホームゲームでJ1リーグ開幕を迎える。

Posted by 塚越始