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【移籍】元鹿島のピトゥカ、日本の2クラブが獲得に動く

ディエゴ・ピトゥカ。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

しかし…移籍期限までには間に合わず。

 鹿島アントラーズで2023シーズンまでプレーし、移籍したサントスFCのキャプテンとして1部昇格に貢献したディエゴ・ピトゥカ(Diego Pituca)だが、Jリーグ2クラブから獲得に向けて関心を寄せられていたという。しかし正式オファーに至らず、約1年半ぶりの日本復帰は実現しなかった。

 ブラジルメディア『トリベラ』が、日本時間3月27日に報じた。

 2025シーズン当初はキャプテンとしてボランチを担ってきたピトゥカだが、2月以降は出場機会を減らして、ベンチスタートが続いている。32歳のボランチに対し、同メディアは「日本の2クラブが関心を寄せていた」という。しかし、「交渉期間が短く、それ以上は進展しなかった」とレポートしている。クラブ名は報じられていない。

 V・ファーレン長崎との二重契約問題で訴訟問題になるなど揉めているファビオ・カリーレ前監督は2024シーズン限りで退任。現在はペドロ・カイシーニャ監督が率いている。

 同指揮官のもとファーストチョイスではなくなったピトゥカは、ブラジル国内での移籍も検討されている。ブラジル1部の複数クラブが興味を持っているそうだ。

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 その闘志溢れるプレーで、数多くの鹿島ファン・サポーターの心を掴んできた。あるいはピトゥカの夏のマーケットでのJリーグ復帰はあるのか!?