×

あぁ…久保建英がゴールもアシストも幻に。それでもソシエダ3-1でラス・パルマスに快勝

久保建英 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

ラ・リーガ3試合ぶりの途中出場。カメラの位置など微妙だが…VARオンリーレビューでオフサイドにより取り消される。

[スペイン1部 30節] ラス・パルマス 1-3 レアル・ソシエダ/2025年4月6日/エスタディオ・グラン・カナリア

 スペイン1部リーグ30節、レアル・ソシエダが3-1でラス・パルマスに勝利を収めた。ソシエダのサッカー日本代表(SAMURAI BLUE)MF久保建英(Takefusa KUBO)はラ・リーガでは3試合ぶりのベンチスタートとなり、63分にアンデル・バレネチェアと代わって出場。ゴール、アシスト……いずれも幻に終わってしまったが、快勝劇に貢献した。

 23歳のレフティは2-1とリードしたなか、右ウイングのポジションに入り攻撃の起点になる前線を活性化させる。68分には、スローインから相手DFを背負ってボールを受けようとする。そしてそこに駆け込んだ右サイドバックのホン・アランブルがボールを奪うように持ち込み、勢いのままシュートを叩き込んでみせた。

 試合を決定づける3点目に――。そのシュートの直前、久保がボールにタッチしていてラストパスにしていて、ついに今季初アシストかと思われた。が、“フィニッシュにつなげたパス”には該当せず、アシストにはならなかったようだ。

 88分には、セットプレーから久保が背後を完全に攻略してゴールを決めた。チーム4点目、久保は今季6点目――と思われた。

 しかし、センターライン付近のためカメラの位置的には非常に微妙で、切り取った写真のキックの瞬間も若干遅い感じもするが……。VARオンリーレビューにより、わずかにオフサイドだとして、得点は取り消された。

 結局、久保はゴールもアシストも幻に終わってしまった。

関連記事>>トランプ大統領の1枚7.3億円 『ゴールドカード』に堀江貴文氏が疑問符「こればっかりは理解できない」

 試合はレアル・ソシエダが3-1で勝利。12勝5分13敗の勝点41で8位。まず勝率5割に戻せるか。