【日本代表】スタメン決定!韓国撃破へ3つの注目ポイント。大迫勇也と鎌田大地の連係、新ボランチコンビ遠藤航と守田英正の舵取り、デビュー戦の右SB山根視来はさっそく真価が問われる
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欧州組8人、Jリーグ組3人でスタート。
[国際親善試合] 日本 – 韓国 /2021年3月25日19:20/日産スタジアム
国際親善試合の韓国代表戦に臨む日本代表(SAMURAI BLUE)のスターティングメンバーが発表された。19時20分キックオフ。欧州組8人、Jリーグ組3人の構成に。FIFAランキングは日本が27位、韓国が38位。スタメンから浮かぶ3つの注目ポイントを挙げたい。
ポイントの一つが、初めて組まれるボランチコンビだ。遠藤航(VfBシュツットガルト)&守田英正(CDサンタ・クララ)と、いずれもボールを奪い切れる能力を武器にする組み合わせに。ビルドアップ面で課題があると言われる二人が、どのようなバランスと舵取り役を見せるか。むしろ彼らが”引き立て役”となり、前線のタレントの特長を引き出す相乗効果も期待される。
日本代表の森保一監督は遠藤に次のように期待している。
「遠藤航は代表の中でも、継続して力を発揮してくれています。柴崎とこれまで多くの場合組んできましたが、今回はお互いの良さを出せる関係性を持ってプレーしてほしい。誰と組んでもできることを、全ての選手に感じてもらえるように。組むボランチだけではなく、チームの中心として、上手く機能するように力を発揮してほしいと思います」
そのように日本の軸にもなり得ると期待を寄せている。
二つ目のポイントは、いずれもドイツでプレーする大迫勇也(ヴェルダー・ブレーメン)と鎌田大地(アイントラハト・フランクフルト)のコンビネーション。それぞれが特長を引き出し合い韓国の屈強な最終ラインを打破できれば、それぞれ自信を深められるはずだ。
そして三つ目が、国内組の佐々木翔(サンフレッチェ広島)、国際Aマッチデビューとなる山根視来(川崎フロンターレ)で形成される両サイドバックである。山根はいきなり真価が問われる。ゴール前のギャップを突くダイナミックさが売りの一つでもある山根が、この大一番でどこまで豪胆に仕掛けていけるか。彼の大胆さ、そしてハードワークが機能しているかどうかは、日本の調子を知るバロメーターの一つにもなる。
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[文:サカノワ編集グループ]