中島翔哉はポルトの練習初日欠席も監督が「復帰保証」。すでにポルトガル入りか
中島翔哉。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
コーチ、チームメイトらとの話し合いが“条件”か。
ポルトガル1部リーグ王者のFCポルトが8月24日、2020-21シーズンに向けて始動した。新型コロナウイルスの影響を受けて変則的な日程となるなか、短いオフを経て、選手たちは練習場のオリバルに集まって、まず体力テストなどを行った。しかし地元メディア『オ・ジョゴ』によると、日本代表MF中島翔哉、ゼ・ルイスが初日のトレーニングを欠席したと伝えている。
同メディアの記事では、中島の仲介人のコメントを紹介。中島はすでにポルトガル入りしていて、同仲介人も行動をともにしているという。また、セルジオ・コセイソン監督から「この日本代表選手を復帰させることが保証された」とも伝えている。とはいえ、合流する前に、フロント、コーチングスタッフ、チームメイトとの話し合いが“条件”になるとも伝えている。
また、クラブのピント・ダ・コスタ会長、ルイス・ゴンサウヴェス社長は、いずれも中島のためにプレーするための門戸を開いて待っているとコメントしていることも、改めて報じている。
カタール1部リーグのアル・デュハイルSCから完全移籍で昨季ポルトに加入した中島は1年目のシーズン、リーグ16試合・1アシスト、ポルトガルカップ4試合・1得点、ヨーロッパリーグ(EL)4試合・0得点、欧州UEFAチャンピオンズリーグ(CL)予選1試合を記録している。
しかし現地メディアによると、新型コロナウイルスの影響を受けての活動再開後、26歳のミッドフィルダーは家族の看病のため練習に合流できず。結局、その後、一度もチームに合流できなかった。
一方、ポルトはリーグ戦26勝4分4敗、勝点82で優勝を果たし、さらにポルトガルカップも制して国内2冠を達成した。新シーズンはセルジオ・コンセイソン監督のもと、4年目を迎える。
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[文:サカノワ編集グループ]