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「まだ決まっていない」本田圭佑がポルティモネンセ加入決定を“否定”

本田圭佑。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

すでに現地入り、あとはメディカルチェックを残すのみと言われているが――。

 ブラジル1部(セリエA)のボタフォゴFRを電撃退団した元日本代表MF本田圭佑が1月6日に自身のSNSにメッセージを投稿し、ポルトガル1部ポルティモネンセSCへの加入が“確定”したとされる報道について「まだ決まっていない」と釘を刺した。

 本田は自身のSNSのツイッター( @kskgroup2017 )で、次のようにつぶやいた。

「ポルトガル移籍決定のように書くメディアの皆さん。友人から来る結構な数の『移籍おめでとう!』に一つ一つ『まだ決まってない』と訂正する僕の時間コストのことだけは気を遣ってもらえると嬉しいです」

 本田はそのようにクラブ名は明かしていないものの、交渉中であることは認めている。ただし、まだ正式決定には至っていないことを強調している。

 一方、ポルトガルメディアは本田がすでに現地入りしたこと、あとは本契約を結ぶためのメディカルチェックを受けるのみだとも伝えていた。

 ただ、さらに、もう少し細部にわたる交渉が残っているということのようだ。実際、その最終段階で、交渉が破断になるケースも少なからずある。それだけに、今、最もデリケートな状況にあるのかもしれない。

 ポルトガルメディア『ア・ボラ』は1月4日、ポルトガルに到着した本田が新型コロナウイルス(COVID-19)の検査をパスし、あとはメディカルチェックを受けて、正式契約に至ると報じていた。契約は6か月で、次シーズンへの延長(更新)のオプションも付くと具体的な条件も伝えている。

 さらにJ1リーグの浦和レッズを退団したエヴェルトンの復帰も濃厚と見られる。

 ポルティモネンセは現在、ポルトガル1部で2勝2分7敗(7得点・14失点)の勝点8で、18チーム中最下位に低迷している。

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[文:サカノワ編集グループ]

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