“無我霧中”89分決勝ボレー!サンタクララ守田英正が「早くも悩まされている」こととは?
マンオブザマッチにも選出され、地元TVでインタビューにも登場したサンタクララの守田英正。※インスタグラム(@mrt_510)より
リオ・アヴェの食野亮太郎も強烈なショットを突き刺す。
[ポルトガル1部]リオ・アヴェ 1-2 サンタ・クララ/2021年1月25日(現地26日)/アルコス競技場
ポルトガル1部リーグのリオ・アヴェFC対CDサンタ・クララ戦で、サンタ・クララの日本代表MF守田英正が先発で新天地デビューを果たすと、試合終了間際に決勝ボレーを叩き込んで2-1の勝利に導いた。リオ・アヴェの食野亮太郎も一時同点に追い付く強烈なショットを突き刺した。
守田は4-4-2のドイスボランチの一角で先発。24分にサンタ・クララが先制したものの、その2分後、左サイドからのカットインからのシュートのこぼれ球を、食野が下がりながら右足を振り抜くと、鋭い弾丸をゴールネットに突き刺して1-1に。
そして1-1で迎えた89分、霧が立ち込めるなか、ペナルティエリア内に上がっていた守田が胸トラップからのボレーをゴール隅にねじ込んで、これが決勝点になり、サンタクララが2-1でリーグ2試合ぶりの勝点3を獲得した。
川崎フロンターレでは移籍する直前、昨年12月16日の浦和レッズ戦(〇3-1)でJ1リーグ初ゴールを記録。それまでプロ入りから3年がかかった。
しかしポルトガルでは、デビュー戦での決勝ゴール。守田が“無我霧中”に自らの新たな時代を切り開いた。
守田はSNSのインスタグラム(アカウントは @mrt_510 )で、「今日のリオアヴェ戦で決勝ゴールを決めました。1試合の結果次第で順位が上下するような混戦の中チームの勝利に貢献できて嬉しい。語学には早くも悩まされていますが楽しみながら日々努力してここから頑張ります」と喜びを伝えている。
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[文:サカノワ編集グループ]