【STVV】鈴木優磨が15点目!「橋岡君からいいクロスが来た」「お父さんのように慕っている」
鈴木優磨。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
倒されて得たPKはムボヨに譲る。メヘレン戦、1部残留へ大きく近づく1勝!
[ベルギー1部 32節] シント=トロイデン2-1メヘレン/2021年4月4日/スターイエン
ベルギー1部(ジュピラー・プロ・リーグ)の32節、シント=トロイデンVV(STVV)がKVメヘレンに2-1の勝利を収めた。日本人選手では3選手が先発し、鈴木優磨が1ゴール、その得点を橋岡大樹がアシスト、シュミット・ダニエルもビッグセーブを連発し、それぞれ勝利に貢献した。
試合は11分、サイドチェンジから抜け出した橋岡のクロスに鈴木が合わせて先制。鈴木は今季リーグ15点目。さに41分、鈴木が倒されて得たPKを、イロンベ・ムボヨが冷静に決めて追加点を奪う。終了間際に失点を許したものの、シュミットを中心に守り切り2-1の勝利を収めた。
鈴木は試合後、次のように語った。
「橋岡君からいいクロスが来て、当てるだけでした。(2点目のPKはムボヨに譲ったが?)彼のことをお父さんのように慕っているし、彼も僕のことをすごく良くしてくれています。僕たちは助け合う仲。彼のお陰でこれまでたくさんゴールを決めてきているので、『ムボヨさん、蹴っていいよ』と譲りました。(次節ベフェレン戦へ)ここが大勝負。残留を確定できるので、必ず勝てるように頑張ります」
シント=トロイデンは9勝8分14敗(37得点・45失点)で15位。今シーズンは最下位の18位が自動降格、17位が入れ替え戦プレーオフに回る。
鈴木は31試合・15得点・3アシスト、橋岡は3試合・1アシスト。シュミットは22試合出場。
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[文:サカノワ編集グループ]