最年長63歳!内田篤人の盟友フンテラール、地元アマチュアチームで“現行続行”。シャルケを退団したあと…
シャルケでのフンテラール(左)と内田篤人。2014年のシーズンより。(Photo by Dean Mouhtaropoulos/Bongarts/Getty Images)
元オランダ代表ストライカーが、「超フレンドリー」なチームで。兄も同僚に。
ドイツ・ブンデスリーガ2部のシャルケ04を昨季限りで退団した元オランダ代表FWクラース・ヤン・フンテラールがこのほど、アマチュアのチームでプレーを再開させた。ドイツメディア『スポルト1』は「フンテラールが驚くべきカムバックを果たした」と伝えている。
『スポルト1』によると、母国オランダのラジオ局『Regio8』が報じたという。チーム名は「HC’03」。フンテラールが少年時代に所属していた「VV Hummelo en Keppel」と「SV Drempt Vooruit」が合併してできた、地元のクラブチームということだ。しかもフンテラールの兄もチームメイトだそうだ。
そのクラブの会長は「意図的に彼は表舞台から遠ざかり、静かにプロサッカーに別れを告げた」と語っているという。
そして38歳の“ハンター”フンテラールはすでにこのチームで選手登録を済ませ、「第3回サンデーリーグ南地区大会」で、10位だったコンコルディア・ヴェールとのデビュー戦に、3-1の勝利を収めた。
彼の原点の地であり、選手の最年長は63歳。「超フレンドリーなチーム」であるという。
名門アヤックスで復活を遂げながら、シャルケを救うために今年1月に移籍を決断。ところが、そのオランダリーグで出場した最後の試合で負傷する悲劇に見舞われ、シャルケでは思うようにプレーできず力になれなかった。しかもチームは2部降格……。
DFBカップ制覇など黄金期を築いた内田篤人の盟友でもあるシャルケ伝説のストライカーはその責任を受け止め、静かに新たな人生をスタートさせていた。
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[文:サカノワ編集グループ]