伊藤洋輝&遠藤航で王者バイエルンから決定機!しかしシュツットガルトは0-5完敗
バイエルンのレロイ・サネと競り合うシュツットガルトの伊藤洋輝(左)。 (Photo by Matthias Hangst/Getty Images)
左SBで先発の伊藤、リトリートで課題を残す。
[ブンデス1部 16節] シュツットガルト 0-5 バイエルン/2021年12月14日18:30(日本時間15日2:30)/メルセデス・ベンツ・アレーナ
ドイツ・ブンデスリーガ16節、VfBシュツットガルトが9連覇中のバイエルン・ミュンヘンをホームで迎えての一戦、0-5の完敗を喫した。日本代表の遠藤航、11月のリーグ最優秀新人賞を受賞した伊藤洋輝は先発フル出場を果たしている。
絶対王者を相手に、シュツットガルトはこの日、普段の3バックとはやや異なり、伊藤が4バック気味の左サイドバック(あるいはウイングバック)に入る。
そして0-1で迎えた後半立ち上がり、シュツットガルトが時間帯を握る。その流れのなかで、左サイドの背後を突いた伊藤がマイナスのクロスを放ち、フリーで駆け込んだ遠藤へ。決定機になったが――遠藤はここでシュートを合わせ切れなかった。
すると、攻勢をかけるシュツットガルトの背後がバイエルンにことごとく突かれ、そこから失点を重ねていった。
また、伊藤が左サイドの高い位置に張り出している間に、味方のミスからボールを奪われ逆襲を食らい、戻り切れないシーンが続いた。こうした相手から勝機を見出すためには、トランジションとリトリートのスピードが物足りず。途中からは完全にそのスペースを狙われ、ハットトリックを決めたセルジュ・ニャブリに攻略された。
さらには絶対エースのポーランド代表ルーカス・レヴァンドフスキもドッペル(2得点)を達成した。
終わってみれば0-5の大敗に。シュツットガルトから見て、シュート数は13本対25本、そのうち枠内は1本対12本。大きなダメージを受ける一敗になった。
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[文:サカノワ編集グループ]