アーセナルのFW問題どうなる!?エンケティア「契約交渉が難航」
アーセナルのエディ・エンケティア。(Photo by Julian Finney/Getty Images)
1月の移籍マーケットで放出も!?
イングランド・プレミアリーグのアーセナルFCに所属する22歳のFWエディ・エンケティア(Eddie NKETIAH)だが、2022-23シーズン以降の契約更新について「交渉が難航している」そうだ。『スカイ』が12月24日に報じた。
エンケティアは1999年5月30日生まれ、イングランド出身、22歳。175センチ。オリンピック世代にあたるU-21イングランド代表で16ゴールを決めていて、同チームの歴代最多得点記録を持つ。
アーセナルで10代にしてデビューを果たし、2019-20シーズンにはチャンピオンシップのリーズ・ユナイテッドFCでもプレー(リーグ17試合・3得点)。アーセナルに復帰した2020-21シーズンもプレミアリーグ17試合・2得点を記録していた。
エンケティアは2022年6月にアーセナルとの契約が満了を迎える。しかし記事によると、彼はアーセナルからの新たな契約更新に応じず、フリートランスファーとなることを望んでいるという。その状況が変わらずにいる。
エンケティアとしては、より出場機会を得られる環境を求め、夏に移籍したい意向。そのため、1月、アーセナルが違約金を得られる最後の移籍マーケットで、放出する可能性も出てきた。
ガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンはなかなか調子が上がらず、フランス代表FWアレクサンドル・ラカゼットは契約満了を迎える見込み。さらにカップ戦では3試合・5ゴールと結果を残しているエンケティアも退団するとなれば、確かに前線のコマ不足は心配の種だ。
もちろん、イタリア・セリエAのACFフィオレンティーナに所属する21歳のセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホヴィッチの獲得レースで、“アーセナルがリードしている”とも言われる。このストライカーは間違いなく希望の星だ。
日本代表DF冨安健洋と組むストライカーは、一体、誰が残り、誰が来るのか。補強を含め上手くいけば、若き世代を含めた魅力のスカッドが揃いそうでもあるが――。
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[文:サカノワ編集グループ]