「彼はもう再び笑うことができた」肋骨骨折疑いの長谷部誠、フランクフルトSDが明かす
シュツットガルト戦で胸を強打したフランクフルトの長谷部誠。(Photo by Christian Kaspar-Bartke/Getty Images)
「しばらくの間、欠場するかもしれません」とグラスナー監督。
[ブンデスリーガ 21節] シュツットガルト 2-3 フランクフルト/2022年2月5日15:00(日本時間23:00)/メルセデス・ベンツ・アレーナ
VfBシュツットガルトとアイントラハト・フランクフルトの対戦は、フランクフルトが3-2で点の取り合いを制した。シュツットガルトの日本代表MF遠藤航、伊藤洋輝はフル出場。一方、フランクフルトの日本代表として3大会連続W杯出場中である長谷部誠はリベロで先発したものの、味方との接触で胸部を強打して87分に途中交代している。日本代表MF鎌田大地は負傷により欠場した。
フランクフルトが1点リードで迎えた試合終盤、球際での争いが一段と激しくなっていく。そうしたなか、相手フリーキックのハイボールに対して、GKケビン・トラップと長谷部が味方同士で交錯。倒れ込んだ38歳のリベロはすぐ右手を挙げて、ドクターを呼ぶ。そして治療を受けたあと立ち上がって歩行はできたものの、交代を余儀なくされた。
『キッカー』によると、フランクフルトのオリバー・グラスナー監督は試合後、長谷部の状態について「肋骨骨折の疑いがあります。彼はおそらくしばらく欠場することになるでしょう。それがどれくらいの期間になるのか、まだ分かりません」と話している。
また『ビルド』では、フランクフルトのマルクス・クレシュ・スポーツダイレクター(SD)の「すでにレントゲンの撮影も行ったようです。彼はもう再び笑うことができていました」とのコメントも紹介されていた。
そうしたなかで勝点3を掴んだのは大きい。ただ鎌田らは間もなく戦列に戻ってくる予定であるが、グラスナー監督の悩みは尽きそうにないということだ。
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[文:サカノワ編集グループ]