【鹿島】「苦しいです」関川郁万が渇望、鳥栖戦へ「僕たちは勝たなければいけない」
鹿島の関川郁万。(C)KASHIMA ANTLERS
13日に誕生日、22歳の初陣へ――。
[J1 30節] 鳥栖 – 鹿島/2022年9月16日19:00/駅前不動産スタジアム
J1リーグ鹿島アントラーズの関川郁万が9月14日、オンラインによる取材に応じて、16日の金曜ナイトゲームで行われるアウェーでのサガン鳥栖戦に向けて抱負を語った。
京都サンガF.C.戦は76分のディエゴ・ピトゥカのゴールで1-1の引き分けに持ち込んだ。しかしリーグ戦は2連続ドローで4試合勝利なし。暫定4位で、ACL出場権枠の3位サンフレッチェ広島とも4ポイント差に。
岩政大樹監督の就任後、チーム内のいろいろな面で整理され、関川もより自身のプレーに集中できていると語る。
「具体的な部分を明確にしてくれています。練習の中で考えながらできています」
「得点数より失点数が(岩政監督就任の)前までは多かったですが、個々のやるべきこと、守備の形や仕方が整理されました。やりやすさを感じています」
迎える7位の鳥栖との一戦。鹿島の5番は「ハードワークしてくるチーム。11人全員で闘う印象があります」と気を引き締める。
「僕たちは勝たなければいけない。負けも引き分けも許されません。鹿島アントラーズというクラブでは勝ちしか求めらていません。まだタイトルを獲れるチャンスはあります。そこにベクトルを向けて、みんなでやっていきたいです」
一方で、関川は「苦しいです」と勝利できずにいる現状についての想いも語った。
「結果を出し続ければいけないし、いいサッカーをしたねと言われても、勝たなければいけない。(勝利により)チームの成長にもつながります。自ずと結果が出て、タイトルを獲れるのではないかと思います。攻撃も守備も整理されてきて、すごく手応えは感じています」
チームが迎える激動の過渡期のなか、関川はその背中を後押しする声に応えたいと言った。
「新しいことにチャレンジしています。ただ、見守ってほしい、というのは違うと思います。チャレンジしていくうえでミスもあり、ただ消極的なミスはいけない。でもやはり選手として、勝たなければいけないという思いはあります。(サポーターが)後押ししてくれているのは感じています。そのなかで勝ち切れないのは、自分たちの責任。申し訳ない気持ちはあります」
鹿島はこの転換期をどのように突き抜けていくのか。そのなかで22歳になった関川も突破口を追い求めている。
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