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【日本代表】遠藤航が無事退院へ「合併症なし」、W杯前最終レバークーゼン戦は欠場決定

シュツットガルトの遠藤航。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

所属先のシュツットガルトが発表、病院で一晩を過ごす。17日の日本対カナダ戦も回避か。

[ブンデスリーガ 14節] シュツットガルト 2-1 ヘルタ・ベルリン/2022年11月8日20:30(日本時間9日4:30)/メルセデス・ベンツ・アレーナ

 ドイツ・ブンデスリーガ1部 VfBシュツットガルトは11月9日、公式ツイッター(@VfB_int)で、前日のヘルタ・ベルリン戦で頭部を強打して脳震盪の疑いにより緊急搬送された日本代表MF遠藤航について、一晩入院したあと無事退院する予定だと発表した。ただし週末のバイエル・レバークーゼン戦は欠場する。

 シュツットガルト・インターナショナルの公式ツイッターによると、遠藤は試合後の8日夜、脳震盪の疑いにより搬送先の病院で入院し、一晩を過ごした。合併症などはなく、9日に退院する予定ということだ。ただしカタール・ワールドカップ(W杯)前最後のシュツットガルトの公式戦となる12日のレバークーゼン戦は欠場する。

 しばらくは様子を見ながら、段階を踏んで日本代表のトレーニングに復帰することになりそうだ。

 遠藤は8日夜に行われたホームでのヘルタ・ベルリン戦の後半途中にジャンプヘッドでクリアした際、相手選手から後頭部にヘディングを受けてその場に倒れ、救急隊員により担架で運ばれた。ミヒャエル・ヴィンマー暫定監督は「彼はしばらく意識を失ったあと、取り戻しました。病院で検査を受けていて、重度の脳震盪の疑いがあります」と語っていた。

 遠藤も選出されているカタールW杯に臨む日本代表は、17日にアラブ首長国連邦でカナダ代表との親善試合に臨み、そして23日にW杯グループステージ初戦のドイツ代表戦を迎える。復帰の段階を踏むことに加え、再発を避けるためにも、カナダ戦の起用は回避されることが予想される。

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