【カタールW杯】ドイツ代表ノイアーが日本代表戦へ攻略法を語る「もしも序盤に攻め込まれても…」。FWフュルクルクは感染症で離脱
プレスカンファレンスに臨んだドイツ代表キャプテンのGKノイアー。(Photo by Alexander Hassenstein/Getty Images)
「優勝するためには、初戦が重要」
[カタールW杯 GS1節] ドイツ – 日本/2022年11月23日16:00(日本時間22:00)/ハリーファ国際スタジアム
カタール・ワールドカップ(W杯)のグループE、日本代表と初戦で対戦するドイツ代表が11月19日にプレスカンファレンスを行い、キャプテンのGKマヌエル・ノイアー(バイエルン・ミュンヘン)、17歳の新星FWユスファ・ムココ(ボルシア・ドルトムント)、代表チームのマネージングダイレクターのオリバー・ビアホフ氏が出席。日本代表戦と今大会への抱負を語った。
FIFAランキングはドイツ11位、日本24位。ドイツサッカー連盟(DFB)によると、ノイアーは日本戦に向けて、次のように具体的に対策を語った。
「早い段階で攻められても冷静に対処し、中盤のデュエルで勝てるようにパスワークとポゼッションを高めることが重要になると思います。パワーと1対1に強い選手が行けば、日本の後ろ(最終ライン)はきっと困難を伴うはずです」
一方、守備陣ではニクラス・ズーレ(ドルトムント)とアントニオ・リュディガー(レアル・マドリード)が離脱したまま。ぶっつけ本番に近い形になるかもしれない。
「準備期間が短いので、当然ながら連動性は少し物足りなさがあります。ピッチの上でたくさんコミュニケーションを取ることが大切です。ただ私たちは非常に強力なディフェンス陣を持っているので楽観視しています」
そしてドイツ代表のキャプテンは、次のように優勝するためには初戦が重要だとも強調している。
「準備期間が短く、それはいつもと違う状況です。そこが一番大きな違いですが、この問題は全チームに共通します。ただ2014年、勝ち抜いてブレイクスルーを果たして世界チャンピオンになったという感覚がありませんでした(悪い内容の試合もあったが、勝ち上がっていけた)。上手くトーナメントに入るためには、初戦が最も重要です。達成感や良い雰囲気があれば、流れに乗れるので、初戦に全てを注ぎ込みます。2014年のポルトガル戦(〇4-0)がポジティブな例、2018年のメキシコ戦(●0-1)がネガティブな例に。とはいえ予測するのは難しいです」
また、ビアホフ氏によると、さらにオマーン戦で代表初ゴールとなる決勝点を決めたFWニクラス・フュルクルク(ブレーメン)が感染症で隔離されたという。復帰時期は未定ということだ。
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