【移籍情報】クリスチアーノ・ロナウドがアル・ナスル加入決定の報道を否定「いや、そんなことはない」
ポルトガル代表のクリスチアーノ・ロナウド。 (Photo by Buda Mendes/Getty Images)
ヨーロッパ優先か――。
イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドを退団して現在フリートランスファーの身となっているポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が12月7日、カタール・ワールドカップ(W杯)ラウンド16のスイス代表戦(〇6-1)のあと、サウジアラビア1部アル・ナスルに加入すると報じられたことについて、「そんなことはない」と否定した。
スペインの複数メディアが前日、このスーパースターがアル・ナスルとの契約に合意したと報じた。しかし今回、『アス』によると、その件について聞かれた37歳のロナウドは、「いや、いや、そんなことはない」と答えたそうだ。
ロナウドは、様々な記録更新がかかるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)に出場できるクラブへの移籍を希望。ただ、マンチェスター・Uに所属していた夏の移籍マーケットでは、サウジアラビアのアル・アハリのみしかオファーが届かなかった。
そしてフリートランスファーとなった現在も、具体的にはアル・ナスルからしか話がないようだ。
サウジアラビア1部リーグ現在2位のアル・ナスルは、CR7に2年半契約の条件を提示。契約料1億ユーロ(約143億円)弱、さらに広告費などインセンティブの約1億ユーロを含めると、現在の全スポーツ選手の最高給となる年間総額2億ユーロを得るということだった。
ただし、ロナウドはやはりヨーロッパでの戦いに強いこだわりがあるということだ。
これまでのところ、古巣であるスペイン1部レアル・マドリード、新オーナーグループの就任したイングランド・プレミアリーグのチェルシーFCが関心を示している。さらに彼の祖父母が住んでいるオーストラリアのAリーグも名乗りをあげているそうだ。
ロナウドがキャプテンを務めるポルトガル代表はスイス代表に6-1の勝利を収めて、ベスト8に進出。準々決勝は日本時間12月10日24時(11日午前零時)、モロッコ代表と対戦する。
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