横浜FM岩田智輝がセルティック移籍決定。ポステコグルー監督「本当に献身的な選手」と歓迎、レンタルだが“強制”買取オプション付き
日本代表での岩田智輝。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
J1リーグの2022シーズンMVP。
スコットランド1部セルティックFCは12月30日、2022シーズンのJリーグMVPに選ばれた横浜F・マリノスの岩田智輝(IWATA Tomoki)を期限付き移籍で獲得したと発表した。6月9日までの期限付き移籍だが、強制の買い取りオプションが付いているとクラブは公表している。出場など設定された条件をクリアすれば、自動的に来季の完全移籍になる。
セルティックのアンジェ・ポステコグルー監督はクラブ公式サイトを通じて、次のように岩田獲得の背景を語り歓迎している。
「トモキをセルティックに迎え入れることができて、本当に嬉しく思っています。彼は最終ラインでも中盤でもプレーできる万能タイプで、素晴らしい特性を持っている本当に献身的な選手。そのキャリアは正しい軌道に乗っていて、その年齢ですでに高いレベルの経験を積んできています。
彼は素晴らしいシーズンを過ごし、先日、日本の年間最優秀選手を受賞した、それにふさわしい選手です。高いレベルのクオリティを私たちのチームにもたらしてくれると確信しています」
そのようにセルティック・サポーターにも、岩田の能力の武器を紹介する形でもあり、大きな戦力になると期待を寄せている。
岩田は2022シーズン、ボランチとセンターバックとしてリーグ32試合・2得点・1アシストを記録。クラブのリーグ制覇に貢献し、日本代表復帰も果たした。
セルティックすでにカタール・ワールドカップ(W杯)日本代表の前田大然、現在スコットランドリーグ1部得点ランキング1位の古橋亨梧、旗手怜央、井手口陽介が所属。さらに1月の移籍登録期間に、ヴィッセル神戸のDF小林友希が加わることも決定している。
【セルティックと横浜F・マリノスの関連記事】
・次はセルティック来日!? 山形クラモフスキー監督が希望「大きな愛に包まれるでしょう」