ジェラードがサラーへ送ったアドバイスとは? リバプールを退団するスーパースターへ“去り際の美学”
リバプールFCのエンブレム (C)SAKANOWA
スロット監督への不満を漏らした際、本人に直接伝える
イングランド・プレミアリーグのリバプールで長年キャプテンを務めたスティーブン・ジェラードがこのほど、今季限りでの退団を発表したエジプト代表FWモハメド・サラーにアドバイスを送っていたことを明かした。
サラーは今夏、契約を1年残してリバプールのユニフォームを脱ぐという大きな決断を下した。今季はアルネ・スロット監督との関係悪化の噂が取り沙汰され、12月には試合後インタビューで「バスの下に放り込まれた(見捨てられた)」と発言。ベンチスタートが続くなど、難しいシーズンを過ごしていた。
そうしたなか、ジェラードはポッドキャスト『The Overlap』で、当時サラー本人と直接やり取りしたと明かし、次のように語っている。
「あのインタビューが出た頃に話をした。『そのままではダメだ、曇らせた形で去るべきではないよ』と伝えたんだ」
リバプールで築いてきた功績の大きさを踏まえ、「8年、9年と在籍し、キングとしての地位を築いてきた。だからこそ、自分のやり方で、正しい形で去るべきだ」と助言したという。
当時のサラーは出場機会が減り、精神的にも揺れていたという。ジェラードも「彼は感情的になっていた」と振り返りつつ、「1月にそのまま別れもなく去るような形になっていたら、それは実に残念なことだった」と語った。
最終的に今季終了後の退団となり、「すべての人にとって最善だと思う。タイミングは正しい」と理解を示している。
サラーはリバプールで通算435試合・255ゴールと圧倒的な数字を残してきたクラブの象徴的存在だ。ただ、指揮官との確執、そして問題となったインタビューについては、「いずれ後悔するだろう」とジェラードは指摘する。
リバプールの一時代を築いた闘将ジェラードは、クラブの歴史を背負ってきた立場を理解しつつ“去り際の美学”を念頭に置くように伝えている。サラーには最高の形でアンフィールドから旅立ってほしい。レジェンドのそんな思いも伝わってくる。
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