【水戸ホーリーホック】2025年決算、初の売上高16億円台達成。目標は2031年のACL出場&45億円突破

ケーズデンキスタジアム水戸 (C)SAKANOWA

4期連続の黒字決算に

 今年クラブ史上初のJ1昇格を果たした水戸ホーリーホックを運営する株式会社フットボールクラブ水戸ホーリーホックは4月27日、第30回定時株主総会を開催し、2025年2月1日から2026年1月31日までの第30期決算を報告した。売上高にあたる営業収入は前期比4億1800万円増の16億4200万円で過去最高を更新し、初めて16億円台を突破した。

 スポンサー収入は7億9300万円、入場料収入は1億7000万円、さらに物販収入、移籍補償金収入も大きく増え、クラブ経営を押し上げた。特にスピンサー収入、入場料、物販の各部門はいずれも過去最高を記録した。

 支出面では、トップチーム人件費や試合運営費の増加により営業費用は16億3900万円となったが、営業利益は300万円、経常利益は400万円を確保。特別利益の計上もあり、最終的な当期純利益は1200万円で、4期連続の黒字決算となった。

 またクラブは同日、中期経営計画も発表。2031年に向けたスローガンとして「GO J1からGO ASIA」を掲げ、経営面では売上45億円、トップチームはAFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場を明確な目標に据えた。

 小島耕社長は「昨期は過去最高売上を実現し、4期連続の黒字決算で終えることができました。これは日頃よりクラブを支えていただいているファンサポーター、パートナー企業、ホームタウン関係者の皆様のおかげです」と感謝し、「2020年に社長就任時に掲げた『J1、そしてアジアへ』という夢を、今こそ皆さんと本気で実現したい」とコメントしている。

 今後はJリーグの秋春制移行に合わせ、2026年2月から6月まで5か月の変則決算を経て、新たな成長フェーズに入る。


◎第30期決算

■損益計算書(単位:百万円)

科目 決算 前期比
営業収入 1,642 +418
スポンサー収入 793 +152
入場料収入 170 +34
Jリーグ配分金 106 +6
アカデミー関連収入 32 ▲9
物販収入 155 +57
移籍補償金等収入 238 +145
その他収入 148 +33
営業費用 1,639 +414
トップチーム人件費 505 +141
試合関連経費 153 +29
トップチーム運営経費 147 +18
アカデミーチーム関連経費 117 +22
物販関連費 116 +44
その他売上原価 190 +66
移籍関連費用 66 +46
販売管理費及び一般管理費 344 +48
営業利益 3 +3
経常利益 4 +6
当期純利益 12 +11

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