2028年1月日本開催、サッカーロス五輪予選の日程も変更か。審判員の派遣困難…アジアカップ延期を受けて
大岩剛監督 写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
アジアカップとU-23アジア杯、同時期のAFC主催ダブル開催は前例なし。選手派遣の面でも、公平性に課題
アジアサッカー連盟(AFC)は11月3日、サウジアラビア・アジアカップについて、当初より約1年後の2027年12月23日から2028年1月21日への日程変更を発表した。これに伴い、日本で開催される2028年ロサンゼルス・オリンピックの男子アジア最終予選を兼ねたU-23アジアカップも、日程が変更される可能性が出てきた。
U-23アジアカップは2028年1月4日から22日まで開催される予定となっている。日本での開催が決定している。しかし、今回のA代表のアジアカップ延期により、1月4日から21日までの18日間、両大会の日程が重複することになった。
AFCが主催する男子代表チームによるアジアカップとU-23アジアカップが、同時期に開催された前例はない。大会運営に加え、審判員の派遣、放送などにも関わるだけに、日程の再調整が必要になる可能性がある。
大岩剛監督は来年1月から日本代表とU-23日本代表を兼任することが決まっており、この時期、両チームを率いることも困難になる。また選手派遣の面でも、各国代表がどちらかのチームでベストメンバーを組めなくなる状況が考えられる。
AFCは7月30日、U-23アジアカップ2028の日本開催を正式に決定。ヨルダン、キルギス、カタール、ウズベキスタンなども立候補していたが、日本が開催権を獲得した。
同大会はロサンゼルス五輪の男子アジア最終予選を兼ねる。今大会から五輪男子サッカーの出場枠は従来の16チームから12チームに削減され、アジアの出場枠も「3.5」から「2」に減少。決勝に進出した2チームが五輪出場権を獲得する。
日本は2024年カタール大会、2026年サウジアラビア大会とU-23アジアカップを連覇しており、2028年大会では開催国として3連覇と五輪出場権獲得を目指す。
AFCは今回のA代表のアジアカップ延期について、地域情勢の変化に伴う物流上の問題や渡航への影響を理由に挙げている。新たな開催日程は国際サッカー連盟(FIFA)の承認が必要となる。
日本サッカー協会のみならず、各国協会は基本的に今回のAFCのアジアカップ延期の決定に理解を示す姿勢を示している。そうした各国協会による連携のもと、U-23アジアカップについても、公平性を踏まえると、延期あるいは前倒しでの開催など日程変更される可能性が出てきた。
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