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堂安律獲得、アウクスブルク“優勢”。PSVが最終決断へ

堂安律。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

マインツ、ホッフェンハイムの3チームが最終候補?

 欧州主要リーグの夏の移籍市場が最終8月31日を迎え、動向が慌ただしくなっている。オランダ1部 PSVアイントホーフェンに所属する日本代表MF堂安律は昨季に続いてドイツ1部リーグでのプレーを希望。前日に浮上したFCアウクスブルクが獲得へ“優勢”な状況のようだ。

 地元メディアによると、アウクスブルクは守備のポリバレントであるTSG1899ホッフェンハイムのケヴィン・フォクトの復帰を画策してきた。が、交渉は詰めの段階で難航しているという。一方、堂安に関しては、より可能性があるのではないか――と感触を得ているそうだ。

 オランダメディア『ED』は8月30日の段階で堂安の移籍先候補は、アウクスブルク、1.FSVマインツ05、TSG1899ホッフェンハイムの3チームに絞られたようだと報じていた。しかし、いずれもPSVが設定している600万ユーロ(約7億8000万円)の金額に難色を示し、その額であれば応じられないというスタンスを示していた。

 つまり、31日にその3チーム(それ以外も?)の“回答”を受け、PSVが最終的な決定を下すことになる。条件が合わなければ、PSV残留もあり得る。

 堂安はカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選(9月2日/オマーン代表戦@ホーム、7日/アウェー・カタール・ドーハ/中国代表戦)に臨むため、すでに帰国して日本代表の活動に合流している。

 2024年6月までPSVと契約を結んでいる堂安は、昨季ドイツ1部アルミニア・ビーレフェルトに期限付き移籍し、34試合・5得点と活躍。しかしビーレフェルトは500万ユーロ(約6億5000万円)の買い取りオプションを行使せず、その保有権がPSVに戻っていた。

 東京オリンピックでは「10番」をつけた23歳のレフティは、PSVでは最近公式戦2試合連続でベンチにとどまっていた。

 他にも、SCフライブルク、アイントラハト・フランクフルト、VfLヴォルフスブルク、ハノーファー96も堂安をリストアップしている。

◆8/31移籍最終日『デッドライン・デー』◆
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[文:サカノワ編集グループ]

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