「ジャパニーズ・ムバッペだ!」前田大然の移籍浮上でセルティックファン興奮
横浜F・マリノスでの前田大然。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
横浜F・マリノスで現在J1リーグ最多ゴールを記録。スピードスターが二度目の海外挑戦か。
スコットランド1部セルティックFCが来年1月に開く移籍マーケットで、横浜F・マリノスのFW前田大然の獲得を目指していると、イギリスメディア『TIMES』が10月22日に報じた。“Daizen MAEDA”とは一体誰!? セルティックファンの間でも、さっそくこのニュースが話題を集めている。
セルティックのファンサイト『ビデオケルト』では、前田の特徴的なプレー動画をピックアップ。その高速アタックに、「ジャパニーズ・ムバッペじゃないか! スコットランドがぴったり合うはずだ」「間違いなくボーラーだ」「アンジェ、彼を捕まえろ!」といった、SNS上のファンの興奮するコメントが紹介されている。
まだ獲得が決定したわけではないが、その期待値はいきなり上がっている。記事では、何よりこれまでリーグ6試合・4得点・1アシストを記録する日本代表FW古橋亨梧の活躍ぶりがあるからこそだと伝えている。
前田は昨年夏、ポルトガル1部のCSマリティモから横浜FMに移籍。セルティックに“移籍”する前のアンジェ・ポステコグルー監督のもと、その“快足”を生かして、センターフォワードと左ウイングで活躍。今季これまでJ1得点ランキング1位となる18ゴールを決めてきた。
今夏には東京五輪日本代表にも選出され、すでに日本代表として2試合に出場。過去には松本山雅FC、水戸ホーリーホックでもプレーしている。
ポステコグルー監督は最近の記者会見で、「日本は私たちが注目しているマーケットの一つ。私が日本のことをよく知り、彼らはこれからシーズン終了を迎えるので、私たちのセットアップに合う人材を迎え入れるちょうどいいタイミングです」と、1月のJリーグからの新戦力獲得を示唆していた。
また、「私たちのやりたいサッカーに合うと信じた選手を増やすべきだと考えています。メンタリティが重要。勇気があり、野心的であるキャラクターです」と、欲する能力についても具体的に説明。最前線からの強度の高いプレッシングと試合を支配するための技術と頭脳を併せ持つ、そんな指揮官のスタイルに合ったタレントを欲していた。
古橋とともに、まさに前田はうってつけの人材か――。
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[文:サカノワ編集グループ]