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「使命は強いガンバ大阪を取り戻すこと」前大分の片野坂知宏監督、G大阪指揮官に就任発表

大分の片野坂知宏監督。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

コーチ陣も決定、松波前監督はアカデミーダイレクター就任。

 J1リーグのガンバ大阪は12月23日、前大分トリニータ指揮官の片野坂知宏(KATANOSAKA Tomohiro)氏の2022シーズン監督に就任することが決定したと発表した。

 片野坂監督は1971年4月18日生まれ、鹿児島県出身、50歳。これまでの指導歴は、大分U-15コーチ ― G大阪コーチ ― サンフレッチェ広島コーチ ― G大阪ヘッドコーチ ― 大分監督。

 片野坂監督は次のように抱負を語っている。

「ガンバ大阪のファン・サポーターの皆様、そしてガンバ大阪に関わる全ての皆様、来季よりガンバ大阪の監督に就任します片野坂知宏です。

 今回の就任に際しガンバ大阪の小野社長、和田取締役はじめガンバ大阪の関係者の皆様、ガンバ大阪のスポンサーの皆様、そしてサポーターの皆様に感謝致します。ありがとうございま す。

 また大分トリニータのクラブそしてファン・サポーターの方々にも私を快く送り出していただいたことにも感謝致しております。ありがとうございました。

 私に託された使命はまた強いガンバ大阪を取り戻すことだと思います。そのために私が培ってきた経験や情熱の全てを捧げ、皆様に喜んで頂ける、また応援をしたくなる最強のチーム作りをして行きたいと思います。

 これから一緒にガンバ大阪を最強のチームにして行きましょう。どうかこれからもガンバ大阪へのご支援ご声援よろしくお願い致します」

 また、安田好隆ヘッドコーチ、上村捷太コーチ、吉田宗弘氏GKコーチ、矢野玲フィジカルコーチ、それぞれの就任も決まった。松波正信前監督は、アカデミーダイレクターに就任する。

 松波前監督は次のように感謝を伝えている。

「5月半ばから、ガンバの指揮官としてチームの順位、選手個々の自信とアイデンティティの回復のため尽力できたことはスポンサー、クラブ、ファン・サポーター、選手、テクニカルスタッフ、メディカルスタッフ、マネージャー、強化スタッフの協力と理解があったからだと実感しております。

 また、難しい局面を何度も迎えましたが、クラブが一丸となって戦い抜くことができたことは、後のチームの強みになると信じております。お一人お一人のガンバへの愛と情熱、多大なサポートに心から感謝いたします。ありがとうございました。

 来季からはアカデミーダイレクターとして可能性を豊かに秘めたガンバの未来のために尽力し、ガンバブランドの価値を高める選手を一人でも多く育成していきたいと思います。またアスリートとしてだけでなく人間力を高めるクラブ育成に邁進してまいります」

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[文:サカノワ編集グループ]

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