×

久保建英、バルセロナ戦欠場。マジョルカは“Bチーム”相手に0-1敗戦…新型コロナで計14人欠場のなか

競り合うバルセロナのロナウド・アラウージョとマジョルカのイ・ガンイン(右)。(Photo by Rafa Babot/Getty Images)

マジョルカは今季二度目の連敗、バルサは4試合負けなし。

[スペイン1部 19節] マジョルカ 0-1 バルセロナ/2022年1月2日21:00(日本時間3日5:00)/エスタディ・デ・ソン・モイシュ

 ラ・リーガの2021-22シーズンのウインターブレイク再開初戦、RCDマジョルカはホームでFCバルセロナに0-1で敗れた。注目の久保建英はメンバー外だった。マジョルカは今季ラ・リーガ二度目の2連敗、バルセロナは4試合負けなし(2勝2分)。

 オミクロン株の拡大により、バルセロナはこの試合前の4日間で選手10人、一方、マジョルカは12月28日時点で選手4人・スタッフ3人の新型コロナウイルスの陽性者が出ていた。ほとんどが無症状とのこと。バルサはさらに7人が負傷や出場停止で出られない状況に。ただマジョルカは陽性者の名前は非公表としていた。

 バルサのチャビ監督は試合延期を要望。しかしラ・リーガの規定に沿い(トップチーム登録の5人が出場可能で、少なくとも1人がゴールキーパー。13人を下部組織を含めエントリーできる)、試合は予定通りに開催された。

 チャビ監督は試合前の記者会見で、次のように語っていた。

「クレイジーだ。私たちはBチームが主体となって勝つために向かいますが、17人の選手を欠いています。心配です。(ラ・リーガが)延期にしないのはおかしい。プレーする意味がありません。私たちは限界に達しています。常識が優先されるべきです」

 それでも試合はバルサがポゼッションで上回り、そこにパワーを加えてゴールへと迫る。すると44分、右サイドのクロスからルーク・デ・ヨングが決めて先制する。

 後半はホームのマジョルカが思い切ったプレスからボール奪取を狙い、反撃を試みる。そして試合終盤にはハウメ・コスタが決定的なボレーを放ったが――、これはドイツ代表GKテア・シュテーゲンの右手一本のビッグセーブに阻まれ、ゴールを割れない。

 結局、若手と経験のある選手の特長が上手く融合されたバルセロナが1-0で勝利。シュート数は13本ずつ(枠内はマジョルカ3本、バルセロナ4本)、ボール支配率はマジョルカから見て35パーセント対65パーセントという内容だった。

 バルサのチャビ監督は試合後のフラッシュインタビューで「素晴らしい勝利。ご存じの通り、私たちは17人が欠場していました。この勝利の意味は大きい。私たちはチーム、ファミリー、そしてビッググループです。成し遂げました。私は幸せです、この勝利は多くの意味をもたらします。前進していきたい」と語った。

【注目記事】
内田篤人が語った真の『我の強さ』とは?「矢印を自分自身へ。全ては自分に返ってくる」

【浦和】涙を流して承諾。宇賀神友弥が「3」の継承者を発表!

鳥栖の金明輝前監督、生々しいパワハラ行為。「前髪が長い」と平手打ち。殴る、はたく、蹴る、暴言も常態化。「ユースの頃、月1回程度は暴力を受けていた」

[文:サカノワ編集グループ]

Ads

Ads