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C大阪DF瀬古歩夢がグラスホッパー移籍。2025年まで複数年、クラブTD「守備力に加え技術も高い」

瀬古歩夢。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

「チームが始動し今年もセレッソでプレーする気持ちでしたが…」

 セレッソ大阪の東京オリンピック日本代表DF瀬古歩夢(SEKO Ayumu)が1月18日、スイス1部グラスホッパー・クラブ・チューリッヒに完全移籍することで合意に至った。両クラブが発表した。2025年までの複数年契約。現地でのメディカルチェックなどを経て正式契約に至る。

 瀬古は2000年6月7日生まれ、21歳。185センチ・72キロ。

 これまでのキャリアは、C大阪U-12 ― C大阪U-15 ― C大阪U-18。これまでU-15・U-16・U-17・U-19・U-22日本代表。U-18Jリーグ選抜。東京オリンピック日本代表。日本代表候補にも選出されていた。

 通算成績は、J1リーグ67試合・2得点、J3リーグ35・1得点、ルヴァンカップ16試合・0得点、天皇杯6試合・0得点、ACL(アジアチャンピオンズリーグ)5試合・0得点。

 瀬古は次のようにC大阪サポーターへあいさつをしている。

「皆さん、突然ですがスイス1部のグラスホッパーに完全移籍することになりました。

 チームが始動し僕自身は今年もセレッソでプレーするという気持ちでしたが、海外からオファーをいただき、とても悩んだのですが海外移籍は小さい時からの夢だったので決断しました。

 クラブからは引き留めてもらいましたが、最終的には僕の挑戦したい、という夢を尊重してくれました。昨年苦しいシーズンを過ごしたなか、このタイミングでの移籍に背中を押していただいたクラブには感謝しています。

 アカデミーから桜のユニフォームしか着たことのない僕にとっては凄く新鮮な気持ちとワクワクした気持ちがあります。アカデミーから11年間サッカー選手としても、人としても凄く大きな成長をさせてもらいました。

 今まで出会った監督、チームメイト、スタッフの皆さんにも、とても感謝しています。このセレッソ大阪というクラブの名に恥じないような活躍をしてきます。そして、パートナー様をはじめ、ファンサポーターの皆様、ハナサカクラブの皆様、このセレッソ大阪というクラブに関わる全ての皆様に感謝しています。

 今後の僕の活躍を皆さんに届けられるように頑張ります。ずっと僕には桜の血が流れています。 

 WE ARE CEREZO  瀬古歩夢」

 またグラスホッパーのテクニカルディレクターであるセイ・オロフィンジャナ氏は、次のように瀬古への期待を語っている。

「守備が強いことに加え、技術も高く、若いながらもすでに豊富な経験を積んでいます。セコは私たちとともに成長し、そのクオリティでディフェンスを強化してくれるでしょう」

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[文:サカノワ編集グループ]

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