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年俸65億円!ムバッペ夏のレアル・マドリード移籍合意、PSGとの契約満了後フリートランスファーで。日本代表MF久保建英にも影響

キリアン・ムバッペ。 (Photo by Laurence Griffiths/Getty Images)

CLの対戦後に正式発表か。ドイツメディアが報じる。

 フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するフランス代表FWキリアン・ムバッペが今年の夏、フリートランスファーとなったあとスペイン1部レアル・マドリードに移籍することで合意に至ったという。ドイツメディア『ビルド』が報じ、スペインメディア『アス』なども追随している。

 ムバッペは2022年6月で、PSGとの契約満了を迎える。ただ現在23歳のアタッカーは新たな契約更新を拒否し続けてきた。

『アス』によると、クラブに支払う違約金がかからないため、ロスブランコスがムパッペに支払う年俸は5000万ユーロ(約64億6000万円)になるという。

 両チームはUEFA欧州チャンピオンズリーグの決勝トーナメント1回戦で対戦することが決まっている。その対戦後、ムバッペのレアル行きが正式に発表される見込みということだ。

 フランスメディア『Le 10sport』は昨年12月の時点で、同様にムバッペのレアル・マドリード行きが「約束されているようだ」と報じていた。そのため、違約金(移籍金)の発生する最後のタイミングである、この1月の冬の市場での移籍があり得るかどうかをポイントに挙げていたが、現段階で動くことはなかった。

 また2021年夏の段階で、レアル・マドリードはムバッペ獲得に2億ユーロ(約260億円)を準備していたが、この金額が浮く。そこでボルシア・ドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドの獲得に活用し、二人の最強FWを獲得するというプランを画策している。

 今季ムバッペはPSGでセンターフォワード(13試合・6得点・6アシスト)と左ウイング(7試合・4得点・3アシスト)でプレーしている。レアル・マドリードからRCDマジョルカに期限付き移籍中の日本代表MF久保建英が、レアルに復帰した場合、右ウイング、あるいはトップ下にハマるとも言えるが――。

 とはいえ、間違いなく前線のポジション争いはし烈さを増す。ムバッペのレアル加入が実現すれば(さらにハーランドも決まることにもなれば……)、マジョルカとは1年のローン契約だった久保の動向にも影響が出そうだ。

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[文:サカノワ編集グループ]