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【浦和】リカルド監督が開幕へ「逆境が自分たちを強くする」。川崎→京都、異なるスタイルに強調した“一戦必勝”のスタンス

浦和のリカルド・ロドリゲス監督。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

トップチームから今週計10人が陽性判定に。「難しい1週間でした。このような困難を乗り越えていきたい」

[J1 1節] 京都 – 浦和/2022年2月19日14:00/サンガスタジアム by KYOCERA

 浦和レッズのリカルド・ロドリゲス監督が2月18日、翌日のJ1リーグ2022シーズン開幕の京都サンガF.C.戦に向けて抱負を語った。

 今週に入りトップチームの選手・スタッフ計10人から新型コロナウイルスの陽性反応が確認された。15日の練習も休止されて制限のあるなかトレーニングを行ってきたが、「雰囲気は良く、いい練習ができました」と指揮官は言う。

 京都戦は複数の選手を欠く状況で臨む。ただリカルド監督は「逆境が自分たちを強くすると信じています」と前を向く。

「難しい1週間でした。このような困難を乗り越えていきたいです。これは浦和レッズだけではなく、社会全体で起きている出来事です。そのなかで私たちはハードワークを行い、京都戦で勝利を目指します。私は逆境が自分たちを強くすると信じています。この状況でも勝点3をしっかり狙っていきます」

 12日の「FUJI FILM SUPER CUP」の川崎フロンターレ戦では、江坂任の2ゴールで2-0の勝利を収めた。そこから1週間、今度は全く異なるスタイルのチームとの対戦になる。

 指揮官は「相手のストロングポイントはどこで、その相手にどのように勝つのか、何がキーポイントになるのかを考えています。この1週間、次の相手である京都だけをしっかり見つめ準備をしてきました」と、“一戦必勝”のスタンスを強調していた。

「京都はハイプレスからボールを奪って仕掛ける非常にダイナミックなチームだという印象を持っています。昨年から(曺貴裁)監督が率いて、ベースができているチームです。

 私たちは勝者のメンタリティを持って臨みたい。序盤に取りこぼすことなく、リーグの最後のところで優勝の可能性を残しながら進めていきたいです。昨年はそれができませんでした。特にアウェーゲームで取りこぼしがありました。私たちのように大きな目標であるタイトルに向かっていくチームは勝点を手にしなければいけません」

 リカルド・ロドリゲス監督はそのように、目標に掲げるリーグ制覇への決意を示した。

 浦和としても初めて「サンガスタジアム by KYOCERA」に乗り込む。その開幕からさっそく、チームの総合力が問われる大切な一戦に臨む。

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[文:サカノワ編集グループ]

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