「鎌田危機」、屈辱の途中出場・交代。フランクフルト今週末はバイエルン戦!
フランクフルトの鎌田大地。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
主力として3シーズン目、変化する役割。期待の裏返しでもあり…。
[ブンデスリーガ 24節] フランクフルト – バイエルン/2022年2月26日18:30(日本時間27日2:30)
ドイツ・ブンデスリーガ1部アイントラハト・フランクフルトの日本代表MF鎌田大地が“危機”に立たされている。
フランクフルトは2月20日の1FC.ケルン戦を0-1で落とした。その試合、鎌田大地は後半開始出場・90分に交代という、リードされた展開のなかで屈辱の“イン・アウト”を告げられた。
『ヘッセンシャウ』はこの出来事について、「鎌田危機(Die KAMADA-Krise)」と題し、その対処法を講じている。記事では鎌田タイプのトップ下はチームに他におらず、彼に頼るか、あるいは他の方法を探るか、オリバー・グラスナー監督は選択を迫られているという。 そして「求めているのはトップフォームの鎌田」であり、なかなか調子の上がらない25歳のミッドフィルダーの復活へ期待を寄せている(ある意味、日本代表での立ち位置にも似ている)。
昨季エースストライカーだったアンドレ・シウバがRBライプツィヒに移籍、代わって加わったFW陣がなかなかフィットせず……。そうしたチーム事情により、周囲の特長を引き出すことに長ける鎌田に求められる役割も少しずつ変わってきている。
鎌田はあくまでもチャンスメイカーでありたいようだが、より求められているのはゴールを奪い切る役割。その脅威が増すことで、チームのチャンスも増える、という相乗効果が求められている。主力として3シーズン目、より大きな役割を期待されている裏返しとも言える。
今週末は首位バイエルン・ミュンヘンと対戦する。今季初勝利を挙げた相手でもあるが、昨年10月のそのゲームでベンチ入りした鎌田は出場機会を得られなかった。
それだけに今回もチャンスを得るのは難しいか……。今季これまでリーグ21試合・2得点・1アシスト、公式戦通算28試合・5得点・1アシスト。もしもピッチに立てれば、それはこれからを占ううえで、分岐点になり得る機会となる。
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[文:サカノワ編集グループ]