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『足球改革』中国代表が「軍隊システム」を採用か。タトゥー禁止など…W杯アジア最終予選敗退決定

日本代表対中国代表戦、競り合う日本の大迫勇也(右)。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

最下位ベトナムにも敗れて危機感が広がる。

 カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選グループBで日本代表と同居する中国代表だが、1月・2月の2連戦は日本とベトナムに連敗を喫して、2試合を残し、一縷の望みがあったプレーオフ(3位)進出の望みも潰えた。

 そうしたなか、香港メディア『頭條日報』は3月7日、中国サッカー協会が代表チームの再建のため大幅な改革に乗り出すと報じている。

 国民生活に関わるあらゆる重大事項を決定する中国人民政治協商会議の中で、河北環海物流有限公司の会長であるガオ・ジャンミン氏が「足球(サッカー)改革」の必要性を強調したそうだ。代表チームはこの40年で大きく進歩したが、最近は後退していると主張。「全国サッカー指導者グループ」を設立して、指導者網を構築するプランが示された。

 また州や代表チームでは、「軍隊システム」の採用を示唆したという。規律違反と選手管理を徹底。違反により追放された場合、3年間どのチームにも属せないなど厳しい制約も検討。またキャリア期間中のタトゥーも認めてはいけないという考えが示されたそうだ。

 中国代表はリー・シャオペン(李霄鵬)監督が就任したが、日本とベトナムに連敗。すでに9月のアジア大会を見据えた取り組みをしているものの、同メディアでは、今月末のサウジアラビア、オマーンとのW杯最終予選2試合を落とせば、同監督の立場も危ういと見ている。

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[文:サカノワ編集グループ]

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