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【浦和】ACL初采配のリカルド監督がGS突破へ決意「チーム状態は非常にいい」

浦和のリカルド・ロドリゲス監督。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

シンガポールリーグ首位ライオン・シティ対策についても語る――。

[ACL GS1節] ライオン・シティ – 浦和/2022年4月15日21:00(日本時間23:00)/チャーン・アリーナ

 AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ(GS)、J1リーグ浦和レッズが4月15日、シンガポール1部ライオン・シティ・セーラーズFCとの初戦を迎える。リカルド・ロドリゲス監督、キャプテンのGK西川周作が14日、AFC(アジアサッカー連盟)主催の公式記者会見に臨み抱負を語った。

 浦和はライオン・シティ・セーラーズFCをはじめ、大邱FC(韓国)、山東泰山足球倶楽部(中国)と同組に。ブリーラムの地で5月1日まで半月の間、中2日で6試合を戦い、各組1位チームと2位の上位3チームが決勝トーナメント(ノックアウトステージ)に勝ち上がれる。

 ACL初采配となるリカルド監督は「我々がこのグループステージでやるべきは、しっかりパフォーマンスを発揮しながら突破すること。そして突破すると同時に、チームが成長していけるように努めます」と、目標を語った。

 そのうえでGSの初戦、現在シンガポールリーグ5勝1分1敗(16得点・4失点)で首位に立つ強豪ライオン・シティの対策について、次のようにポイントを挙げる。

「まずこの初戦は非常に大事だと思っています。ライオン・シティ・セーラーズは、はっきりとスタイルを持っているチーム。4-3-3でプレーし、前線にターゲットとなる選手がいて、国内では違いを作れる強さを持っていると思います。はっきりと確立された攻撃は私も好きです」

 また現地では、J1リーグ2勝4分4敗と結果を残せていないことを受けて、浦和のスタイルは定着しているのか? という質問も出たという。指揮官は次のように答えている。

「私にとってレッズの監督を務めるのは2年目になり、今季メンバーが大きく変わりました。その中で実践したいことをしっかり理解してもらいながら進めています。今季はJ1リーグでなかなか勝利できていませんが、小さなディテールの部分で勝てていないということで、相手を上回っている試合の方が多いです。

 その中で勝点3を取れていませんが、観てくれている方々にレッズのスタイルがどういうものかをしっかり示せていると思います。多くの新しい選手が来たのと同時に、ケガ人が復帰してきたところですので、チーム状態は非常にいいです。スタイルの部分をさらに強化しつつ、この大会を進めていければと思っています」

 元U-21オランダ代表FWアレックス・シャルクもちょうどこの大会直前のタイミングで加わった。そしてケガ人も続々と合流。チーム状態が上向くなか、このタイ・ラウンドに臨めることを、リカルド・ロドリゲス監督はむしろポジティブに捉えていた。

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