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【ACL】中国人選手が相手の頭を蹴り退場。「壊滅的」広州と山東が計12失点

GKホー・ラパンはキャッチミスしたボールをゴールに蹴り込む。 (Photo by Yong Teck Lim/Getty Images)

若手主体で臨み、キャッチミスしたボールを自分のゴールへ蹴り込むGKの凡ミスも。

 AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)初日の15日、中国超級リーグ広州FCはマレーシア1部ジョホール・ダルル・タクジムFCに0-5で敗れた。また、山東泰山FCは韓国Kリーグの大邱FC戦を0-7で落とし、『チャイナ・ネット』は「2試合で壊滅的な12失点を喫した」と報じた。

 中国国内の新型コロナウイルス対策のため、中国勢はトップチームの選手・スタッフを派遣できず。ユース年代の若い選手中心で2年連続臨んでいる。しかし、広州FCはGKホー・ラパンがキャッチしそこねたボールを自陣ゴールに誤って蹴り込んでしまうミスも起きた。アジア最高峰の舞台にふさわしいとは言えないおそまつなレベルで、近年力をつけるジョホールに完敗を喫した。

 そして70分、88番をつけたグアン・ハオジン(Haojin Guan)は競り合いで転倒したあと、相手選手の頭部をキック。これをしっかり見ていた主審は、迷わずレッドカードを提示した。さすがにこの行為にはクラブにも責任があると、中国国内でも極めて酷い行為だと批判の声が一斉に上がった。

 中国サッカーは不動産バブルが弾けてのスポンサー離れの影響とともに、コロナ対策によって、サッカーの競争力を明らかに落としている。

 4月18日、川崎フロンターレは日本時間18時から広州と、浦和レッズは同23時から山東泰山と対戦する。

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