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【浦和】球際甘く、大邱に敗れる。ACLライバル、3日後に再戦。鈴木圭太が決勝点アシスト

浦和はモーベルグの投入で勢いをつけたが――。 (Photo by Pakawich Damrongkiattisak/Getty Images)

土壇場、ユンカー、ショルツが決定的なシュートを放ったが――。

[ACL GS3節] 大邱 1-0 浦和 /2022年4月21日21:00(日本時間23:00)/ニュー・アイモバイル・スタジアム

 AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ(GS)3節、J1リーグの浦和レッズはKリーグの大邱FCに0-1で敗れた。このGS初黒星で、2勝1敗に。浦和は2位後退。

 浦和は前半のボール保持率で77.9パーセント対22.1パーセントと大幅に上回る。しかしシュート数1本対8本と、ことごとく相手にチャンスを作られてしまった。

 後半に入り、球際へ向かう姿勢を見せたものの、そこで劣勢を強いられると、再び後手に回る。江坂任は危険なエリアで起点を作れず、頼みの酒井宏樹はアップダウンを繰り返すもののパスやトラップなどミスが続く。守備に重心を置く選手に負担が掛かってしまう展開にはなったが、そこでなかなか踏ん張れずゴール付近までボールを持ち込まれてしまう状況が続いた。

 そして53分、酒井と小泉佳穂のマークが曖昧になり、スペースと時間を与えた大邱MF鈴木圭太のフリーのクロスから、ゼカにジャンプヘッドで合わされ先制点を奪われてしまう。

 その後、浦和はダヴィド・モーベルグ、柴戸海、明本考浩、関根貴大と“闘える”選手を投入。さらに馬渡和彰を入れて、右サイドで起点を作って攻勢に立つ。

 次第に大邱のハードワークが落ちるなか、浦和は猛攻を仕掛けて1点を奪いに行く。試合終盤にはキャスパー・ユンカー、アレクサンダー・ショルツが決定的なシュートを放ったが……ショルツのショットはポスト直撃。結果的に交代策も遅れた形で、0-1のまま敗れた。

 想定された鈴木やゼカをはじめ、大邱のパワーやハードワークに抗えず、球際で後手を踏んでの黒星に。

 2勝1敗で並んだが、大邱が1位、浦和が2位に。中2日の24日の4節では再び同カードが組まれる。このGSは勝点で並んだ場合、当該チームの勝利数、得失点差、ゴール数の成績が優先される。

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