オシム氏逝去、日本代表の森保一監督「『日本サッカーの日本化』の提言、勇気づけられた」
日本代表の森保一監督。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
サッカー哲学から大きな刺激を受ける。
日本サッカー協会(JFA)は5月2日、元日本代表のイビチャ・オシム氏の訃報に接して、哀悼の意を表した。現在の日本代表(SAMURAI BLUE)を率いる森保一監督もJFAを通じて、次のように感謝を伝えている。
「突然の訃報にふれ、深い悲しみと大きな喪失感を感じています。
一緒のチームで仕事をする機会はありませんでしたが、オシムさんのサッカーに向けられた情熱、そしてサッカー哲学に大きな刺激をいつも受けていました。
『日本サッカーの日本化』ということを提言いただき、とても勇気づけられたこと、今もその言葉を胸に日々サッカーと向き合っています。
私も日本代表監督として、オシムさんが遺してくれたものをしっかりと受け継ぎ、そして未来へと繋ぐことでオシムさんが日本サッカー界にいた証を残し続けたいと思います。
今までありがとうございました。安らかにお休みください」
【注目記事】
・阿部勇樹がイビチャ・オシム氏の訃報に「サッカーとは何か。人生とは何か。教えていただきました」。千葉で鍛えられ、そして浦和へ