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セルティックが板倉滉の獲得へ再出馬!シャルケ完全移籍“微妙”、マンチェスター・Cとのパイプ生かして

板倉滉。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

5人目の日本人選手!? 補強ポイントが合致、条件は――。

 スコットランド1部セルティックFCが2022-23シーズンに向けて、今季イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティからドイツのシャルケ04に期限付き移籍していた日本代表DF板倉滉の獲得を目指している。以前にも補強を希望していると言われてきたが、ここで再びその名前が浮上した。

 板倉は今季、センターバックとしてブンデスリーガ2部31試合・4得点を記録。チームの2部リーグ制覇、そして1部復帰に大きく貢献した。シャルケは1部昇格を果たした場合、マンチェスター・Cから600万ポンド(約9億5000万円)(550万ユーロとも言われる)で板倉の保有権を買い取れるオプションを持っていた。

 しかし財政的に厳しい状況のシャルケは他選手の売却が進まず、この金額を出すことに躊躇。「板倉完全移籍」の実現は“微妙”な状況だ。

 そうしたなか5月25日、『スカイ』によると、セルティックが板倉獲得を昨年に続いて再び検討していると報じた。

 セルティックの新シーズンに向けた補強ポイントは、左サイドバックとセンターバック。トッテナム・ホットスパーFCからレンタル中のアメリカ代表DFキャメロン・カーター=ヴィッカースが契約延長するかはまだ分からない。

 さらにセルティックは、マンチェスター・Cからストーク・シティFCに期限付き移籍中の20歳のDFテイラー・ハーウッド=ベリス、そして板倉をモニタリングしているということだ。

 現段階で、具体的な交渉は行われていないと見られる。ただ、マンチェスター・Cとセルティックは、これまでも「良好な関係を築いてきた」。その流れで、シティ・フットボール・グループに参画する横浜F・マリノスにいたアンジェ・ポステコグルー監督、そして日本代表FW前田大然の獲得を実現できたことに触れている。

 板倉については、他にもドイツの3クラブが獲得を検討していると報じられてきた。もちろん他の選手の売却など進めば、シャルケ完全移籍の選択肢が出てくる可能性もある。

 2年ぶりのスコットランドリーグ制覇を果たしたセルティックには、前田、古橋亨梧、旗手怜央、井手口陽介が所属している。果たして、5人目の日本人選手獲得はあるのか!? 

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