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【鹿島】ヴァイラー監督が珍しく熱弁した理由は?FC東京戦へ「強いチーム」と気を引き締める

鹿島のレネ・ヴァイラー監督。(C)KASHIMA ANTLERS

2試合連続ドロー、アウェーで勝利なるか――。

[J1 16節] FC東京 – 鹿島/2022年5月29日15:00/味の素スタジアム

 J1リーグ鹿島アントラーズのレネ・ヴァイラー監督が5月27日、2日後のアウェーでのFC東京戦を前にオンラインによる記者会見を行い抱負を語った。

 中3日での連戦が続くなか、FC東京の印象について指揮官は「強いチームだと頭に入っています。ここ数試合勝てずにいますが、タフな試合になります。次の試合に限らず、基本的には常に激しく、新しいチャレンジになっていくと思います」と語った。

 北海道コンサドーレ札幌戦から1週間をおき、浦和レッズ戦とサガン鳥栖の連戦、いずれも全く同じスタメンのメンバーで臨んだ。しかし最近2試合は勝利できず。「スタメンとサブの力の差があり、控えの選手に信頼を寄せ切れていないのか?」といったニュアンスの質問が出た。

 するとヴァイラー監督は珍しくやや感情的に熱く語った。

「サッカーの世界には常に、何万というクエスチョンが存在します。スタメンは11人と決まっています。その中で最善の11人を選ぶのが私の仕事ですが、25人の選手全員を私は信頼しています。彼らを信頼していないということはありません。ただ、交代選手、スタメン、戦術面を含め、その疑問の一つ一つに細かく説明することは申し訳ありませんができません。いろんな要素があり、相手や自分たちのパフォーマンス、天気や気温、いろんな要素が絡んできます。その中での最善を選んでいます」

 今後は暑さとの戦いも待っている。ハードワークを常に発揮するのは難しくなると理解し、「賢い形で対応を求めていきたいです」と言う。

 鳥栖戦ではアディショナルタイムに劇的に逆転をしながらも、ラストプレーで追い付かれての4-4ドロー。FC東京戦で勝点3を奪えれば、この2連続引き分けも報われると言える。誰もが貪欲に勝利を欲している。

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