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【天皇杯】日本代表を外れた大迫勇也が2ゴール!富山戦、2点差から90+2分に逆転

大迫勇也。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

イニエスタが欠場したなかで途中出場から――。

[天皇杯 2回戦] 神戸 3–2 富山/2022年6月1日18:00/ノエビアスタジアム神戸

 天皇杯2回戦、ヴィッセル神戸がカターレ富山に前半2点のリードを許したものの、途中出場の大迫勇也の2ゴールなどアディショナルタイムに3-2の逆転勝利を収めた。

 連戦の中で神戸はターンオーバーを採用。キャプテンのアンドレス・イニエスタがメンバー外に。一方、リンコン、ボージャン、飯倉大樹らが先発に起用された。

 また6月シリーズ(キリンチャレンジカップ2022のパラグアイ代表戦、ブラジル代表戦、キリンカップのガーナ戦、チリorチュニジア戦)に臨む日本代表のメンバーから外れたFW大迫勇也が、公式戦2試合連続でベンチ入りを果たした。

 試合は5分、27分と富山が効果的にゴールを連取。J3リーグのチームに追い込まれた神戸だが、61分、大迫を投入。すると大迫が70分に決めて1点差に。さらに89分、同じく途中出場の佐々木大樹が決めて土壇場で2-2に追い付く。

 すると勢いのまま、大迫がアディショナルタイムの90+2分に決めて、3-2とひっくり返してみせた。

 なお、5月20日に行われた日本代表メンバー発表の記者会見で、森保一監督は大迫がメンバー外となった理由について、次のように語っていた。

「直近の試合(18日の川崎フロンターレ戦)がメンバー外で、コンディション的に100パーセントではないと聞いています。これまで痛みを抱えながら何とかチームの勝利のために貢献しようとかなり無理をして出場していた、その男気は素晴らしいと思いますが、100パーセントではないと感じています。

 大迫抜きで戦った時、他の選手にとってはチャンスと言えます。代わって入る選手にはまた思い切りプレーして、代表としても戦力として成長してもらいたいと思います。オプションを作るともに、チーム力のアップを図りたいです」

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