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堂安律のマインツ移籍「合意」報道も、実はまだ「本人が最終決断を下していない」!?

チュニジア戦での日本代表の堂安律。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

あとはクラブ間交渉を残すのみと報じられたが――。

 オランダ・エールディビジ(1部)PSVアイントホーフェンの日本代表MF堂安律が5月の時点で、ドイツ・ブンデスリーガ1部1.FSVマインツ05への移籍が近づいていると報じられた。すでに「合意」に達しているとも言われたが、その後、この話題は進展が見られずにいる。

 ドイツメディア『リーガ・インサイダー』は6月16日、サッカー専門誌『キッカー』の情報をもとに、堂安がまだ最終的な決断を下していないのではないかと伝えた。

 ドイツ最大部数を誇る大衆紙『ビルド』は5月5日の時点で、マインツは1年前から堂安獲得に動いていて、すでに個人間の交渉は済み、あとはクラブ間に委ねられ、「数日中に契約が成立するかもしれない」と報じていた。契約解除金は400万ユーロ(約5億5000万円)から500万ユーロ(約6億8000万円)になるということだった。

 しかし今回の記事では、「このウインガーはまだ最終的な決断を下していないようだ。将来はまったくの未知数ということだ」と、堂安自身が“決断”していないというのだ。

 マインツは2021-22シーズン、リーグ13勝7分14敗の勝点46で7位。岡崎慎司、武藤嘉紀が過去に在籍し、いずれもイングランド・プレミアリーグにステップアップしていくなど日本人選手との相性も良い。

 PSVで昨季24試合・8得点・1アシストを記録した堂安は、クラブと2024年6月まで契約を結んでいる。今季限りでのドイツ人ロジャー・シュミット監督の退任も決定している。

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