【鹿島】ヴァイラー監督「苦しんできたなか、自信につながる勝利」。天皇杯、大宮に3-0勝利
鹿島のヴァイラー監督。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
鈴木優磨のサイドハーフ起用も奏功。
[天皇杯 3回戦] 鹿島 3-0 大宮/2022年6月22日19:00/NACK5スタジアム
天皇杯3回戦、鹿島アントラーズがMF仲間隼人、FW鈴木優磨と上田綺世のゴールで大宮アルディージャに3-0の勝利を収めた。レネ・ヴァイラー監督は試合後の記者会見で、「自信につながる勝利になりました」と手応えを得ていた。
まず鈴木優磨のサイドハーフ起用について。指揮官は「すべての選手に(メイン以外の)複数のポジションでプレーできるようになってほしいと思っています。すべてのポジションの役割を伝えているので、お互いに何をしないといけないのか、どのような関わりをしないといけないのか分かっています。その中で一番の目的は勝利することでした」と語った。
直近のリーグ京都サンガF.C.戦(〇1-0)に続く無失点勝利には、「(戦術的に)あまり多くの変化はありませんが、2試合連続でクリーンシートだったことは自信につながります」と手応えを得る。
「チームが苦しんできたなか、こうした形で終われたことは自信につながると思います。1試合1試合の評価のところでは、個々がすごくいい出来でしたが、もう少し長い目でも評価していきたいと思います」
そしてACL出場組の横浜F・マリノス、川崎フロンターレ、浦和レッズ、さらには北海道コンサドーレ札幌、FC東京とJ1勢の敗退が相次いだ。一発勝負の難しさについてヴァイラー監督は日程などを踏まえ、「もちろん難しさは感じています。相手のモチベーションも高く臨んでくることも分かっています。ただ他チームの結果についてコメントする立場になく、まず自分たちのチームの勝利ができて良かったと思います」と語り、あくまでも矢印を自分たちに向けていた。
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