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日本代表MF橋本拳人が一転、ウエスカに電撃移籍決定!1日には神戸残留を発表していたが…

橋本拳人。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

「自分と向き合った結果、移籍の決断をいたしました」

 J1リーグのヴィッセル神戸は7月18日、日本代表MF橋本拳人(HASHIMOTO Kento)がスペイン2部SDウエスカに移籍することが決まったと発表した。今回の移籍は、FIFAのレギュレーションにより、ロシアのチームとの契約が一時停止された措置を受けたもの。神戸は7月1日に一旦、橋本との契約延長を発表していた。しかしここに来て一転、日本代表ボランチはスペイン挑戦の決断を下した。

 橋本はクラブを通じて、次のようにコメントしている。

「このたび、SDウエスカに移籍させていただくことになりました。自分が苦しい時期に声をかけてくれてクラブに招き入れてくれたヴィッセル神戸には感謝しかありません。また、自分の決断に理解を示してくれた三木谷会長をはじめクラブの皆様には、本当に感謝しております。

 夢であった海外挑戦が様々な事情で難しくなっていましたが、今回、改めて、オファーをいただき、自分と向き合った結果、移籍の決断をいたしました。4か月という短い期間でしたが、素晴らしいチームメイトと出会い、スタッフの方々に支えられてサッカーをできる喜びを改めて感じることができました。

 そしてサポーターの皆様には、苦しい時期、声の出せない状況のなかチームに寄り添ってくれて拍手を送って下さり感謝の気持ちでいっぱいです。僕自身なかなかチームに貢献できず、このタイミングでの移籍ということで本当に申し訳ない気持ちですし、チームに必要としてもらった中でこの決断をすることはとても苦しかったです。

 ただ、ヴィッセル神戸でプレーさせてもらえたからこそ、このチャンスをいただけたと思うので、今後活躍し、飛躍することで皆さまに恩返ししていきたいと思います。

 最後になりますが、ヴィッセル神戸に関わる皆様と闘った日々は自分にとってかけがえのない時間になりました。ヴィッセル神戸でプレーできて良かったなと心の底から思っています。 本当にありがとうございました。また会える日を楽しみにしています」

 このほど神戸の指揮官に復帰していた吉田孝行監督は、このボランチに信頼を寄せることで“復活”にも導いていた。その橋本移籍は監督、そして神戸にとって、大きな痛手となりそうだ。

 今回招集されたE-1東アジア選手権の活動には参加する予定ということだ。

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