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【浦和】新監督の“内定”報告、スコルジャ氏就任へ「チームの大きな成長が期待できる人材」

マチェイ・スコルジャ氏。 (Photo by Ian Walton/Getty Images)

【リスクを負って得点を取りにいくこと < 自陣ゴール前に人数をかけてリスクを低減させること】、前線のタレントが“イキイキ”できなかったと課題を挙げる。

 J1リーグ浦和レッズは11月9日、「2022シーズンおよび3年計画の振り返りと2023シーズンに向けて」と題したレポートを公式サイトで発表した。

 リカルド・ロドリゲス監督のもとでの2年間について、クラブは主導権を握った戦いを目指す点では成果があったと評価。一方、より高い位置で状況に応じて挑戦的かつリスクをかけて攻撃を繰り出すという点に課題を残したと強調している。

「【リスクを負って得点を取りにいくこと < 自陣ゴール前に人数をかけてリスクを低減させること】という戦い方が多くなり、得点を量産することができませんでした。また、個性あふれる選手達が相手ゴール前で存分に、イキイキとパフォーマンスできるような、チャレンジしやすい、心身両面における環境設定にも課題がありました」

 リスクを減らしつつも得点を重ねていったJ2リーグの徳島ヴォルティス時代と異なり、その“丁寧”なサッカーが、時にパワー、スピード、そして個に凌駕されてしまうJ1リーグの戦いに、リカルド監督も戸惑い苦心を続けてきた印象は拭えなかった。もちろん監督だけの責任ではなく、J1でそのスタイルを昇華させるための戦力差が上位陣とあった点は否めないところではある。

 ただ、クラブとしてリカルド・ロドリゲス監督に3年目の指揮を託さないと判断した一番の理由が、「リスク」にあることが分かる。クラブが2004年に示した『早く(速く)激しく 外連味(けれんみ)なく』、その現代にあうスタイルを模索していることも伝わってくる。

 また、新監督がすでに“内定”していることも報告している。

 これまで国内外で報じられているように、昨季ポーランド1部レフ・ポナズンを率いてリーグ制覇を成し遂げた同国のマチェイ・スコルジャ氏(Maciej Skorza)の就任が確実視されている。

「来シーズンは、その悔しさも糧として、より多くの喜びや感動を提供できますよう、選手・スタッフ一同、勝利を愚直に追い求めてまいります。

 そのための非常に重要な決断として、この3年で成長してきたチームに、さらに攻撃力、機動力、アグレッシブな守備力を上積みし、浦和レッズを毎シーズン、リーグ優勝争いをするチームとするために、新監督を招聘することとしました。

 素晴らしい過去の経歴(戦績)だけでなく、人間性や選手マネジメント能力に長け、監督としてチームを大きく成長させることが期待できる人材です。新監督と共に、クラブ一丸となり闘ってまいります」

 今季も大幅に選手が入れ替わった。結果的に監督交代による“スクラップ・アンド・ビルド”が繰り返されれば、また過去の浦和と変わらなくなる。ただ、それだけは絶対に繰り返さないという意志は伝わるだけに、レッズの次なるチャレンジを楽しみにしたい。

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