ソシエダ久保建英が緊急出場で戦列復帰、前半2人退場セビージャに競り勝ち暫定3位浮上
レアル・ソシエダの久保建英 (Photo by Alex Caparros/Getty Images)
主に左ウイングに入り、右足で惜しいシュートを放つ。
[スペイン1部 14節] セビージャ 1-2 R・ソシエダ /2022年11月9日19:00 (日本時間10日3:00)/ラモン・サンチェス・ピスフアン
左肩関節脱臼で戦列を離れていたスペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英がアウェーでのセビージャFC戦、開始早々に負傷したカルロス・フェルナンデスと代わって途中出場し、約80分間プレーした。試合はラ・レアルが前半のうちに2人退場したセビージャに、2-1で競り勝って勝点26に伸ばし、暫定3位に浮上した。
1-0で迎えた開始10分、右ヒザ前十字靭帯断裂から復帰したカルロス・サンチェスだが、左大腿部を傷めてしまう。そこで久保が緊急出場する。
21歳の日本人レフティはノルウェー代表FWアレクサンデル・セルロートと中盤ダイヤモンドの4-4-2の2トップを組む。ただ、35分までにセビージャはVARを経て相手を踏み付けるプレーにより、二人が一発レッドカードで退場処分を受ける。
11人対9人となったレアル・ソシエダは、直後に1点を追加。そしてピッチを広く使って数的優位を生かそうと4-3-3に布陣を変更し、久保は左ウイングに入る。
しかし、前線3人が孤立するようになり、逆に1点を奪われてしまい、なかなか迫力のある攻撃を展開できない。そのなかで久保は右足で惜しいシュートを放ってみせたが、ゴールはならず。
久保は後半途中からは右ウイングに回る。ただ、後半はスコアが動かず、レアル・ソシエダが2-1で競り勝ち、3ポイントを獲得した。
ラ・レアルは暫定3位に浮上。このあと日本時間14日3時からコパ・デル・レイの1回戦を戦い、カタール・ワールドカップ(W杯)の中断期間に突入する。
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