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【湘南】柴田徹の来季加入を発表。ベルマーレU-18から早稲田大を経て「熱く温かすぎるこのクラブのことが大好きになっていました」

湘南ベルマーレ (C)SAKANOWA

高校時代は「気がつくとベルマーレの応援歌を歌っていたり、馬入のグラウンドの河川敷を歩いていたり――」。

 J1リーグの湘南ベルマーレは11月22日、早稲田大学のDF柴田徹(SHIBATA Toru)の2023ーズンの加入が内定したと発表した。

 柴田は2001年2月18日生まれ、福島県出身の21歳。17センチ・65キロ。

 これまでのキャリアは、ビアンコーネ福島U-12(須賀川一小) ― ビアンコーネ福島U-15須賀川一中) ― 湘南ベルマーレU-18(平塚学園高) ― 早稲田大。

 サイドを主戦場に攻撃の起点となる。両足ともにキックとプレー精度が高く、両サイドでプレーが可能。また運動量が豊富で、ハードワークを怠らない。

 柴田は中学時代の監督同士の繋がりから湘南U-18でプレーするチャンスを得て、そこからトップチームを目指してきたと振り返る。

「(湘南U-18の)3年間は、クラブの魅力に惹かれるばかりでした。気がつくとベルマーレの応援歌を歌っていたり、馬入のグラウンドの河川敷を歩いていたり、試合を見にいくと、トップチームの攻撃的で常にワクワクが止まらないサッカーに、サポーターの方々のかっこいい応援に胸を踊らされ、このクラブのエンブレムを胸につけてプレーできることに喜びと誇りを感じる毎日でした。

 また地域を愛し、愛されるためにたくさんの取り組みをし、クラブと地域が一体となって前へ進んでいく、そんな熱く、温かすぎるこのクラブのことが大好きになっていました」

 そして早稲田大学に進んでからも、湘南のトップチーム入りを目標に取り組んできた。

「その気持ちは、大学に入学してから1ミリもブレていません。早稲田大学に入って『サッカー選手として』だけではなく『人として』という部分にたくさん向き合ってきました。

 サッカーというスポーツは社会的に見たら決して大きいものではないかもしれません。しかし、支援や応援、試合運営、そして皆で創り上げる情熱的で感動的なスタジアム。高校生の時には感じることができなかった、ピッチの中だけではない、サッカーを取り巻く環境そのものの魅力を、大学に行き感じ取ることができました。

 トップチームの一員として来シーズンから戦えることに、今私は胸の高鳴りを抑えることができません」

 そして柴田は次のようにプロでの決意を示している。

「『たのしめてるか。』自分自身が心の底から楽しみ、笑い、走り、闘う。そんなベルマーレの象徴のような選手になれるよう、常に挑戦し、前に進んでいきます! 人との繋がり、支えに感謝を忘れずに、熱く温かいファンサポーターの皆様と共に、勝利のために、このクラブの発展のために戦い続けます。よろしくお願いいたします!」

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