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【日本代表 採点・寸評】致命的ミスの吉田など4人に最低評価「1」。高評価は三笘一人、及第点3人。コスタリカの堅守を前に決定機作れず

カタールW杯、コスタリカ戦に先発した日本代表のイレブン。(Photo by Robert Cianflone/Getty Images)

低評価「2」が最多7人。権田は枠内シュート1本を判断ミス。

[カタールW杯 E組 第2戦] 日本代表 0-1 コスタリカ代表/2022年11月27日13:00(日本時間19:00)/アフメド・ビン=アリー・スタジアム

 カタール・ワールドカップ(W杯)グループEの第2戦、日本代表はコスタリカ代表に0-1で敗れた。両チームともに1勝1敗、ともに勝点3で並んだ。このあとE組のもう1カード、スペイン代表対ドイツ代表戦は日本時間28日4時から行われる。

 この試合に出場した日本代表の選手の採点をまとめた。通信簿にちなみ、5段階評価で、最高点は「5」、最低点は「1」。

 この試合、最高評価は途中出場で二度突破からチャンスを作った三笘薫の「4」。及第点は伊東純也ら3人。一方、失点に直結する危険なエリアへのクリアをした吉田麻也など4人に最低評価「1」をつけた。堂安律のクロス、そして三笘薫の突破から二度チャンスは生まれたが、シュートまで持ち込む決定機は最後まで作れなかった。

▼採点の見方
ポジション

背番号 選手名 採点
寸評
※通信簿にちなみ5段階評価で採点。
「5」が最高、「1」が最低。
対象は原則プレー時間20分以上。

【日本代表:コスタリカ代表戦]
■先発■
GK

12 権田修一 2
キャッチにいきながら止められず失点。枠内シュートはあの1本のみ。セーフティにパンチで行けば……。悔やみ切れない。

DF
5 長友佑都 2
本田圭佑から「佑都、今のパスは雑。業界的に表現すると雑」と指摘される。

22 吉田麻也 1
3バック変更後のラインが深く、リスクをしっかり抑えたとも言えるが、結果的には消極的な状況に陥った。ピンチでボールへ行けない悪い癖が出て、“後ろ向き”なプレーで、
かなり不用意なクリアから失点を招く。

4 板倉滉 3
背後を確実にカバーして1対1になりかけた場面でも防ぐ。周囲との連係が関わってくるが、ビルドアップで状況に応じてリスクもかけたい。

2 山根視来 2
必要ないファウルで早い時間にイエローカードを受けて、本来の大胆さを失ってしまった。パフォーマンス的には評価「1」に近いが、3バック変更により、逆に最大の武器であるインナーラップを出せなくなったのは、森保監督の采配ミスだ。

MF
6 遠藤航 2
デュエルは確実に勝利。一方、常にパスを受けてから次のプレーを判断。選択がやや弱気で、相手を混乱させられず。

13 守田英正 1
判断が遅く、攻撃のブレーキをかけ続け、加えてボールロストも目立った。惜しいミドルは1本あったが、悪いリズムに飲まれ、プレーが小さくなって失点にも絡む。

24 相馬勇紀 2
左サイドハーフ、左ウイングバック、さらに右ウイングバックとプレー。アグレッシブさは光ったものの、クロスやFKと重要なキック精度を欠いた。この日最多6本のクロスを放つなど、推進力を生み出そうとしていた点はプラスに捉えたい。

8 堂安律 1
相馬とともに中央(カットイン)を狙って役割が被り、消えている時間も多くなってしまった。惜しいクロス1本はあったが、周囲と息が合わず。怖さも感じられなかった。

15 鎌田大地 3
最近のパフォーマンスの中では良いとは言えなかった。ただ球際で確実に上回っていた。FWともう少しコミュニケーションを取って、単独ではなく、相乗効果を生み出したい。

FW
21 上田綺世 1
プレスバックを含め守備の約束事は守っていたものの、攻撃面で矢印をゴールへ向けられず。期待に応えられなかった。

■交代出場■
DF

26 伊藤洋輝 2(▲HT)
アジリティが鈍く後手を踏み、キックミスも。いい流れを作れず、引いた際に失点に絡んだ。

18 浅野拓磨 2(▲HT)
相手センターバック2人をマークにつけるなど効果はあったが、この日は空回り気味。視野の狭いプレーが続いた。

MF
9 三笘薫 4(▲62分)
最終ラインの位置が低いため、後方でボールを受ける時間が長くなった。最後二度の突破からチャンスを作ったのはさすがだった。

14 伊東純也 3(▲67分)
2トップのような形になり、突破から決定機になりかけた。

MF
10 南野拓実  ―(▲82分)
三笘の突破からのゴール前の混戦。“絶好調”の時であれば、ボールがこぼれてきていたかもしれない。

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