2019年得点王&MVP、横浜FMの仲川輝人がFC東京へ完全移籍「勝者のメンタリティを持って戦い、クラブの目標達成のため全力を尽くす」
横浜FMの仲川輝人。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
2022シーズンは途中出場が増えたものの31試合・7得点を記録し、3年ぶりのリーグ制覇に貢献。
J1リーグ横浜F・マリノスの元日本代表FW仲川輝人(NAKAGAWA Teruhito)が11月28日、FC東京に完全移籍することが決まった。
2019シーズンに得点王・ベストイレブン・MVPを受賞している仲川だが、最近は途中出場が増加。それでも2022シーズンはJ1リーグ31試合・7得点と結果を残し、3年ぶりのリーグ制覇に貢献した。
仲川は横浜FMのサポーターへ次のようにあいさつをしている。
「横浜F・マリノスに関わる全ての皆さんへ。2015年から8シーズン過ごした横浜F・マリノスを離れる時がきました。振り返ると、加入してからしばらくは思うように活躍できず、もどかしい日々が続きました。
ただ、大ケガを負った自分と契約をしてくれた横浜F・マリノス。そして、何よりどんな時でも支えてくれたファン・サポーターの皆さんに恩返しをしたい一心で、自分なりに日々全力で走り抜けてきました。
どれだけその恩を返すことができたか分かりませんが、マリノスファミリー全員で勝ち獲った二度の優勝は、自分のなかで一生残る大切な宝物です。自分にとって横浜F・マリノスは、チームが一丸となりひとつの方向へ進むために、どのような振る舞いをするべきかなど、選手としてだけでなく、人としても大きく成長させてくれたとても大切な場所です。
横浜F・マリノスに関わる全ての人たちの存在がなければ、今の自分はありません。この8年間、歴史と伝統あるクラブの一員として、共に戦えたことをとても誇りに思います。
今度は対戦相手となりますが、またお会いできることを楽しみにしています。マリノスファミリーの皆さんには、感謝してもしきれない想いでいっぱいです。本当にありがとうございました」
一方、FC東京のサポーターに向けて、「FC東京に関わる皆さま、はじめまして仲川輝人です。勝者のメンタリティを持って戦い、クラブの目標を達成するため全力を尽くしますので、応援よろしくお願いいたします」と決意を示している。
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