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【日本代表】FW上田綺世が早くもセルクル復帰、練習試合で決勝ゴール。W杯クロアチア戦から5日後

上田綺世。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

120分制の118分、左サイドからゴール前へ持ち込み、ファーに決める。

 カタール・ワールドカップ(W杯)日本代表FWの上田綺世が12月10日、早くも所属先のベルギー1部セルクル・ブルージュに復帰してKVコルトレイクとのトレーニングマッチに出場、3-2と勝ち越す決勝ゴールを決めた。

 初出場のカタールW杯は1試合・0得点に。グループステージ第2戦のコスタリカ代表戦(●0-1)で先発のチャンスを得たものの、シュートも打てず途中交代に。日本代表ではこれまで12試合ノーゴール。森保一監督から「センターフォワード枠」として、大迫勇也ではなく、チームで好調だった上田が抜擢されたが、その期待には結果的に応えられなかった。

 ただ東京オリンピックのニュージーランド戦ではPK戦の一番目のキッカーとそて成功させていただけに……。舞台はまったく異なるものの、クロアチア戦で、その一発に懸けるところも見たかったが。

 24歳のストライカーは日本代表のチーム解団からわずか4日後、このセルクル・ブルージュでの練習試合に参戦。クラブ公式サイトによると、全選手に出場時間を与えるため120分制で行われた。すると90分から2トップの一角に投入された上田が、2-2で迎えた118分、左サイドでのボールキープからそのままゴール前まで持ち込み、ファーサイドへシュートをねじ込みゴール! これが決勝点となった。

 セルクル・ブルージュは日本時間12月21日、ベルギーカップのKAAヘント戦でシーズン再開を迎える。

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