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【日本女子代表】フィンランド戦、プレスのかけ方とタイミングが鍵に

フィンランド戦前日練習に臨んだ日本女子代表。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

南萌華「1対1で負けないことが大事に」

[親善試合] 日本女子代表 – フィンランド女子代表/2022年6月27日18:15(日本時間28日0:15)/ヴェリタス・スタディオン

 日本女子代表(なでしこジャパン)がセルビア戦から中二日、フィンランド女子代表と対戦する。

 フィンランドは7月上旬に開幕するUEFAヨーロッパ女子選手権へ向けて最終調整の真っただ中にある。FIFAランキングは日本13位、フィランド29位、セルビア36位。セルビアから強度は一段階上がる。

 セルビア戦では池田太監督の掲げる前からアグレッシブに奪う守備から攻撃につなげて、多くの選手が関わり大量5ゴールを奪った。

 その試合を踏まえ、センターバックの南萌華(三菱重工浦和レッズレディース)は抱負を語る。

「(セルビア戦では)(熊谷)紗季さんのところでセカンドボールを生み出す場面をたくさん出せました。チームとしてプレスへの行き方、タイミングは引き続きトライしていきたいです」

 南はWEリーグ元年終了後、ヨーロッパのチームへ移籍することを明言している(移籍先は現時点で未公表)。

「ヨーロッパの選手は個ではがしてくる選手が多いので、個人的にはそこにしっかりとついていく、1対1で負けないことが大事。そこでボールを取れれば一番いいですし、次のところで取り切ることができるシーンをもっと増やしていきたいです。個人でしっかりついていくことを意識してやっていければ全体としても成長できると思います」

 前日17時からの公式練習では、照り付ける太陽のもと気温は一向に下がる気配を見せず、試合当日も厳しい暑さの中での激戦になることが予想された。そのなかでプレッシングのオンとオフの見極め、そこで連動を続けられるか。なでしこジャパンの“アグレッシブな守備”がこのレベルでも通じるか。その確認ができる一戦になる。

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Posted by 早草紀子

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